yamaoka.seigetsuの孤独なHEART

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日々の出来事。

 想ったこと。

    拙書の紹介。                      
 

 『どん底に沈みこんでも根のある人は、どんなところからでも、どんな困難な状態からでも這い上がることが出来る』
       

 『人生は、アメリカン・フットボールの様だ。
 意志というボールを持ち、前進しようとすると、困難というタックルで妨害される。
 だが、其れ等を上手く躱して、タッチダウンしたとき、人生の勝者になれる』
                                       小説『精彩が射し込む瞬刻』より

ただいま読める山岡 霽月の小説


 『精彩が射し込む瞬刻』 第295章~  ←タイム・ワープ出来ます!

 『主(あるじ)はSANTA-CLAUS』 第694章~   ←タイム・ワープ出来ます!


童話


『ひとりのおばあちゃん、ふたりの? 少女』 第281章~   ←タイム・ワープ出来ます!

『はるぼし』    ← クリックして戴きますと、タイム・ワープします!

『譲り合う心と巨大冷凍庫』 第488章~   ←タイム・ワープ出来ます!

『魔法のお薬、ふわふわ、ひらひら』 第313章~  ←タイム・ワープ出来ます!
『御布団タイム・マシン』 第671章~   ←タイム・ワープ出来ます!


 こんな電車があったのか!
 
 コウモリの如き不可思議なる男は体が震えるほど感動していた。 

 こんなに人に優しい電車ならまだあるかもしれないな。特別な車両が。
 
 男はふたたび重たい荷物を左手で持ち、先ほどとは反対のスライドドアへと歩きだした。
 
 やはりガラス窓に黒い文字が書かれていた。
 
 『女性専用車両①』
 普通だな、これは。地元にもあったし。
 男はがっかりして振り返り、一歩踏み出そうとした。
 でも、やめた。
 文字をもう一度見た。
 ①という番号に気づいたのである。
 
 ①? そうか。②もあるんだ、きっと!
 よし!あとで確認しておこう。
 
 でも、すごいな、あれ。
 地元は1両しかなかったのに。
 
 男は推理を巡らせたところで元の座席にと戻った。
 だが、そこには、着物姿のおばあさんがまた座っていた。
 
 あれ、さっきのおばあさん?
 でも、着物の感じが少し違うように思う。
 着替えたのならそうだけど。
 いや、そんな器用なことできるはずがない。電車内で。
 
 男はいさぎよく乗降口近くに立った。
 外の景色を見だした。
 その場所で少し揺られていると、車掌さんのアナウンスが聞こえてきた。

 「次は星の街〜、星の街〜、お降りのお客様はお忘れ物のないようにお願いいたします〜。右側の扉が開きます〜。本日もご乗車いただきありがとうございました〜」
 男は黒いサングラス越しの黒っぽい景色を見つめていた。
 
 では、今宵も、孤独なHEARTを抱きしめて・・・