夕食を食べた後、紫鬼教官から電話が来て
(暫く、送迎バス出せなくなった。明日の朝のバスが、ギリかな。
だから、明日から合宿してくれ。
俺達も泊まるから、朝から晩まで、ミッチリ教え込んでやるからな♪♪
じゃ、楽しみにしてる。)
と・・・言う事で
次の日から……
鬼ヶ島教習所に合宿する事になった。
教官達が都合を付けてくれて、朝から夕方まで講習を受けれる事に。
当初は、仕事の休みに行くつもりだったから、3ヶ月は掛かるかな？と思ってたけど。
合宿となったら……後……1週間ぐらいで取らんじゃね？！
「翔…。そんなに荷物いる？？」
「いるだろ？1週間は合宿するはず。智こそ、それで足りるの？」
「足りるよ。下着とぉ、着替え1式。部屋着も入れたし。いつもより多いぐらいでしょ？」
「パジャマは？後、着替え1式だけなの？
それ、1泊の時と同じじゃん！」
「んー。地獄への出張の時は、部屋着も持っててなかったよ。今回は、流石に浴衣とか無いと思ったから部屋着足したんだよ？」
凄いでしょ？みたいにドヤってるけど…
旅館じゃ無いんだから、カトラリーは揃って無いのは当然でしょ？
「下着類も、2日分だけなの？
1週間だよ？最低、10枚はいるでしょ？」
「なんで？毎日洗えば大丈夫だよ？
服だって、着て行く服と、持ってく服。
2日分有れば、着回せるもん。」
「まぁ、そうかもだけど……」
「っていうか……翔は毎日、違うのに着替えるの？そんな、お洒落して何するの？
僕と別行動なのに、誰に見せようと思ってるの？………(⑉･̆н･̆⑉)むぅ……」
「何言ってんの💦💦💦誰に見せるとか無いよ！！俺、そんなに、お洒落に興味ある訳じゃないじゃん？！ねっ？知ってるでしょ？
でも、ほら…向こうで洗濯するとか思い付きもしなかったから💦日数分着替えいるかな？って思っただけだよ？
智以外に、俺を見て欲しいなんて思った事無いからね！！
それに会うのは、紫鬼教官だけだよ？」
智💦💦
早口で、必要に宥める……💦
智の肩に触れようの手を伸ばす……
あっ💦(；A；)
ヒラリと 躱されて距離を取られた(；A；)
「(⚭-⚭ )…………。何か……言い訳が必死だね。
紫鬼教官……イケメンさんで、何か大人の魅力が溢れてるもんね…。そんな人に会うんだもん。変な服装で行きたくないよね。明日からは、実地訓練だもんね。密室だね………。紫鬼教官、いつも何か良い匂いさせてるから、ドキドキするでしょ？楽しみだね……」
智も、普段有り得ないぐらいの早口で……
最後には……
( •´д•` )ﾁｯ……
∑(๑ºдº๑)!! し、し舌打ちーー！！
いつもの、智じゃなぁー〜い！！！
「智、どうしたの？ねぇ。何かあった？
もしかして、調子悪いとか？
合宿は、辞めとこうか？」
「合宿は、行く。
ゴメン……。僕寝るね……。
翔も明日早いし、早く寝て。
おやすみなさい。」
ﾏｯﾃ💦(｀･3･´)ฅ ｽﾀｽﾀ(((((*´･_･)
どうしちまったんだぁーー！
兎に角…服を減らそう……。
流石に、着替え一着ってのは無理だろ？
智の着替えも、余分に持って行っとこうかな。
パンツは……二着有れば………。
こっちと、こっちと…………。
🚪|・`)ｼﾞｰｰｰ。
視線を感じる……。
ドアの方を見ると智が覗いてた。
小さく手を振ってみる💦💦
🚪(・д・)ﾁｯ。ﾊﾞﾀﾝ！！
また、舌打ちして、ドアを閉めた。
「な、なんだよ？！！
お…俺、何もしてねぇ〜し。
か、勝手に焼き餅妬いてんなよなぁ〜」
・・・・・・( ･ὢ･ ).｡oஇ
なんなんだよ〜( ｰ̀εｰ́ )
荷物を纏めて、寝室へ……
掛け布団を頭まで、被って寝てる智……
半分は、開けてくれてるけど。
掛け布団を捲って、中に入る。
智の背中に少し触れて……
「智…おやすみ。」
小さくビクッとした智
「おやすみ…………」
小さい声で、返事が返って来た。
目をつぶって寝ようと試みるけど、何か、やっぱり眠れなくて……
ずっと、智の後頭部を眺めてる
いつもの焼き餅とかと、感じ違うんだよな。
いつもなら、もう少し甘えた感じで焼き餅妬いてる気がするんだけど……。
眼が、違ったような。
舌打ちとか……。今まで無かったし💦
「智……何か心配事あるなら話してくれな。」
スースーと、寝息をたててる智の髪を撫でる。