(´Д`)ハア…。ハァーーー。はぁーあ!!!
『櫻井さん……なんですか…?溜め息多いようですが……。』
やっと気づいてくれた…。
(⑉¬ᴗ¬⑉)ヨシヨシ!!
焦らずに、ここは、慎重にと。
「へっ?俺、溜め息なんて零してた?」
『えー。仕事終わりから何十回も零してます。お疲れですか?今日は、買い出しも無いようであれば、早急にご自宅へお送りしますが?』
「買い出しは、必要かなぁ。それに、疲れては無いから、急がなくて大丈夫。」
『そうですか?では、買い出しのリスト渡して頂けますか?買ってきます。』
「いや、いいよ。自分で行くから。」
『駄目です。ご不便だとは思いますが、メモを書いてください。お願いします。』
「………皆んな、買い物にも行ってないんだよな?兄さんとかは、俺より自宅にいる時間長いよね?どうしてんの?」
『大野さんですか?』
「そう。買い物は?」
『仕事の時に買い出しメモを頂いて、送る時にお渡してると思います。後は、ネット購入とかでしょうか?殆ど、ご自身で外出されて無いと伺ってます。』
智くん…車無いから。
今、歩いて買い物に行くって万が一!!
なんてリスクを侵す人では無いよな。
でも、それだと大好きな焼きたてパンも食べれて無いんだろうな。
収録の時、
(久しぶりに焼きたてパンの匂いを嗅いだ気がする〜💙皆んなと食べたかったなぁ…)
って言ってたし。普段は、冷凍してる食パン焼いて食べてるって。
可哀想な智くん!!
俺が、買って帰ってあげなくては!!!
「ねぇ、あの俺は次の月曜日まで自宅待機だよね?」
『はい。収録も今週は無いので。月曜日のZEROまで、StayHomeでお願いします。』
「因みに、因みにだけと、兄さんは?」
『…………………』
バックミラー越しに、目が合った。
ここで負ける訳に行かない。
目を逸らさずもう一度。
「大野さんは?いつ仕事出るの?」
『来週のしやがれの収録まで入って無かったと思いますが……。』
「そんな先まで。じゃ買い物とか困ってるんじゃ無いかなぁ…」
『そうですね。大野さんは自炊されるので、食材も切れて来るかも知れませんね。』
(*-`ω´-)9 ヨシ!!
「だよなぁ…困ってるよなぁ。俺は、この後買い出し行けるから良いけど。兄さん困ってるよなぁ。俺なら、最悪、車で行けるけど……」
『ですね。大野さんのマネにも連絡しておきます。櫻井さん買い出しメモ書けましたか?』
あれ?そうでなくて……あれ?間違えたか?
「……………(⚭-⚭ )……。俺は大丈夫。」
『櫻井さん?買い出ししとかないと、大野さん困りませんか?』
「へっ?どういう……こ…と?」
『だから、櫻井さん。今週は、大野さんの所で、StayHome なんですよね?違いますか?』
「行って良いんですか!!マジ!」
『まぁ……(苦笑)これは、持って行って下さい』
指指された先にあった紙袋。
中を確認する。
「アルコールスプレー。サージカルマスク。
メジャー??新品のサンダル?」
『サンダルは、後で履き替えて貰います。外の土を出来るだけ持ち込まない様にお願いします。服は………』
「それは、大丈夫。智くんHomeに俺の着替えあるし。何なら、玄関で脱いで上がるから。玄関前でも、全身アルコール振ればこの服も玄関への入室は大丈夫なはず!」
『宜しくお願い致します。で、買い出しどうされますか?』
「いつものパン屋!!後……食材適当に。後消耗品も買っといて。」
『はい。食材は、大野さんのマネから、普段買ってる食材のリストをLINEして貰いましたので、それを参考に買ってきます。パン屋へは、注文して貰えますか?ドライブスルーで、渡してくれるそうです。』
「スグに!!」
その後、スーパーに寄ってマネが買い物してくれてる間に、パン屋へ電話する。
智くんが好きなパンや、保存のきくパン等を取り置いて貰う。
マネが帰って来て、パン屋へと行き。
智くんのマンションへと向かってくれた。
『あの……大野さんは知ってらっしゃるのですか??行って帰らされませんか?』
「はっ!そうだ、忘れてた。大丈夫。帰らせられない策は有るから(¯v¯)ニヤ」
『そうですか(笑)なら良かったです。もう着きますよ。』
「あっ、待って!プルルルル」
その後
智くんからも、了承を得て無事に、1週間の
大野Home での Stay を 実現できた!!
しかし………マネ……。
実は最初から、智くんの家に行きたいって俺が言うの知ってた風だったよーな??
そっか……ふふっ。マジ、デッカイ感謝だわ。
マネ、お疲れ様、いつも有難うございます。
*************
マネ目線。
櫻井さん。
ココ最近、仕事終わると大野さんの画像見て泣きそうな顔して液晶に映る大野さんを指で撫でてるんですよ。無意識なんでしょうが
「触れたい………はぁ……」
って…………👀💧
大野さんのマネに聞くと、大野さんも、いつも以上に儚げな表情で、マンションへと帰って行くと……。
このままでは、Stay Home 中に、2人共笑顔が曇って仕舞いかねません。
櫻井さんが、動き出した時は、少しでもカバー
出来るように、準備だけは整えておきましょう。
嵐のマネ全員の理解と協力を得て。
「じゃ!迎えは来週で!!ありがとう」
『はい。月曜日に迎えに参ります。お疲れ様でした。』
満面の笑みで、両手に抱えた荷物ごと、
ガサガサ音を鳴らして手を振ってから
嬉しそうにエレベーターに乗り込む櫻井さん。
エレベーターの扉が閉まるまで見送りし、車に乗り込みした。
来週は、最上級の笑顔を魅せてくれる事でしょう( ͡ ͜ ͡ )♡♡