5人💙💚💛💜❤でお昼を食べた後、
ショウくんとマサキが二人で湖畔まで、ベンチを運んで置いて来てくれたから、さっそく♪
温かい飲み物持って、のんびりしようかなぁ!
膝掛け持ってかないとねぇー♪怒られちゃう♡
それと、何かおやつ無いかなぁ・・。
あっ!柿みっけ♡
柿を剥いて楊枝を刺してタッパーに入れよ~。
ショウくんが、たくさん食べるかも知れないから多めに剥いておこうかなぁ〇d(^^*)
飲み物は・・・オレンジピールにしよう!
蜂蜜も入れよーっと。保温性の水筒にいれて。
準備完了だ!!
ショウくん呼びに行こうっと。
カゴに全部入れて、持ち上げようとしたら、横から手が出て来てカゴを先に持ち上げられちゃった。
「サトシくん。これ持って行くんだよね。俺が持つよ。結構重いね。」
「ショウくん♥呼びに行こうって思ってた💙」
「行くって思ってた💙迎えに来たよ♥」
︎💕︎💕((( *´)` )チュッ❤"
やっぱりオイラのショウくんだ(・∀-)〃✩.*˚
ちゃんと、分かってくれてるもんね💕
2人で手を繋いで、柏葉紫陽花のある小道を抜けて湖に向かう♪♪
ベンチの横には、小さなウッドテーブルも置いてくれてたから、そこにティーセット置いて、柿入りのタッパーを置く。
陽射しを浴びると、また暖かく感じて凄く気持ち良い!!
周りの木々や、花壇の花も野花も喜んでるみたいに、キラキラしてるぅ。
欅の木が一番喜んでる??キラキラが増して光が放出されてるみたい・・・
「ショウくん、お客さんが来るみたいだよ」
「へっ?お客さんって何処から?」
一層眩しく光って思わず目を瞑る。その時・・
聞き覚えのある愛らしい声が聴こえた。
〖とうちゃくぅ??ここは、どこでしゅか?
o((・_・彡 ・_・))o キョロキョロッ。ほぇ~!しゅごい!おっきな、みずゅうみなの〜˙˚ʚ(*´꒳`*)ɞ˚˙〗
あれは・・・♡♡
「君は・・確か蒼の妖精さんだよね?欅の木から来た?なんで?(・゚д゚`≡・゚д゚`)」
ってショウくんが、欅の木と蒼の妖精くんを交互に見比べてる(笑)
「久しぶりだね。蒼の妖精のさとしくん」
声をかけたら、オイラとショウくんの顔を見て満面の笑みを浮かべて飛んで来た。
〖ぶるぅーしゃんと、れっどしゃんだ!!
おちしゃしぶりでしゅ(˙ᗜ˙)ここは、ようかいしゃんのまちでしゅね!!よかっちゃ、ちってる
ところなの(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ホッ〗
「お久しぶり(o^^o)この前のお礼言いたかったから逢えて嬉しいよ。素敵な想い出ありがとうね♡♡」
〖おいらも・・・ぼくも、あえちぇちゅっごくうれちいでしゅ。〗
言い直すんだ!(*'v'*)おいらで良いけどなぁ。オイラもオイラだし(笑)
きっと保護者さんの方針かな?挨拶も完璧だし!賢い子だなぁ!
でも...本当に1人?こんな愛らしい子を??
霧の変化を確認・・(´⌒`).*・゚ .゚・*.
うーん?誰かは見守っては居るのかな??
ショウくんは、立ち上がって、蒼の妖精君の来た欅の木を確認してる。
「どうやって、セキュリティ突破できたの?」
〖ちぇきゅりてぃー?〗
「ショウくん大丈夫だよ。霧が許可してるから、蒼の妖精くんだもん♡♡大歓迎だよ。」
「そうなんだぁ。霧がね・・。貴方、まだ色々と謎あるよね(⚭-⚭ )・・。」
「失礼だなぁ。ショウくんも頭柔らかくしたら聴こえるし、見えるよー。」
「そうかなぁ。サトシくんは特別だと思うけど・・・ちょっと、ゲート確認してくる!」
ショウくんが走って入口に行っちゃった。
ほっとこ~(笑)オイラは、蒼の妖精くんと、
ゆっくりお茶したいもん♡♡
蒼の妖精くんは黙って、オイラ達の会話をニコニコしながら聞いてる。かわいいなぁ♡♡
「さとしくん、ここに座って。今日は、1人なの?」
〖しょう<(*¯꒳¯*)>ちとりなの!〗
胸を張って、ドヤ顔?(* ´ ˘ ` *)愛らし過ぎるぅ♪♪抱っこしたいなぁ。
ちょっと肌寒いかな、オイラの膝掛けを、さとちくんにも半分掛けてあげる。
〖ありがとうごじゃいましゅ(*˙˘˙*)ஐ〗
「でも凄いねぇ。ここまで1人で来れるなんて。」
〖けやきしゃんの ひかりのみち で きちゃら
しゅぐなの。〗
「妖精さんは、木を使って移動するんだねぇ」
1人で、何しに来たんだろう?
さとちくんは、湖や、近くの木や少し離れた花壇とかを、興味津々って顔で眺めてる。
「あっ、さとしくんお茶飲む?オレンジピールのハーブティーだけど。」
カップに注いであげると、くんくんって香りを確認する様な仕草をしてる♡♡
〖ちゅごく、おいちしょうなかおりなの!でもおいら、しゅいとう もってきちぇる!〗
青色の水筒からジュースを注いで見せてくれる。
「さとしくんのジュースも良い香りだね、美味しそう~。」
〖ぶるぅーしゃんも、のむ?〗
「じゃ、オイラのも飲んで。オレンジピールのハーブティーだよ。飲めるかな?」
〖だいじょうぶ。のみちゃいでしゅ〗
「じゃ、交換ね♡♡」
さとちくんの前のテーブルに置いてあげる。
少し熱いからね。( 。・∀・。)っ
〖ぶるぅーしゃん、おいらのじゅーちゅも、
どーじょ((°´ ˘ `°)⊃ 〗
「ありがとう♡少し熱いかも知れないから、
ふーふーしてねぇ」
〖あっちっちは、きをちゅけないとฅ( ˊᵕˋ*)〗
何か、安らぐなぁ。癒しの妖精さん♡
( *・ᴗ・)/(^^*)ヨシヨシ♡♡つい頭撫でちゃった♪
可愛い手で、カップを持って
〖(´,,-ㅿ-,,`)フゥ-、フゥー。おいち~♪♪〗
「良かったぁ。柿もどうぞ。霧の街で収穫した柿なんだよ。」
ふと(´・・`)。◕00食べさせても良いのかな??
上空の霧に向かって、食べさせても良いですか?って小声で聞いてみる。
柔らかい霧が風に乗ってオイラ達の周りと柿の上を通り過ぎた。蒼の妖精くんの頭の上をクルッと撫でるように通り過ぎて行った。
多分、大丈夫って事かな?って判断して、
柿のタッパーを差し出してみる。
どーぞ (꜆ ˙∀˙ )꜆ロ ˙˚ʚ⸜(*・・* )⸝ɞ˚˙わぁ
〖かきだぁ♡ちゃべてもいいんでしゅか?〗
「柿好き?どうぞ食べてあげて。君に食べて貰えたら、この柿も喜ぶと思うんだ。」
〖だいちゅきなの。いただきましゅ〗
パクッΨ( 'ч'♡ )あま~い( '༥' )ŧ‹”ŧ‹”おいち
気に入ってくれたかな?良かったぁ💙
柿を食べてる、さとちくん眺めながら、オイラは、蒼の妖精さんの貴重なジュースを頂く。
(/◎\)ゴクッ・・・(๑°ㅁ°๑)‼✧初めての味
すっごい美味しい花と果物のジュースなのかな?素晴らしい飲み物オイラも作りたい!
でも・・きっと蒼の妖精くんの為に作った特別なジュースなんだろうなぁ~(_*'ω'*)♡♡
すると、ショウくんが戻って来た。
「ねぇ、サトシくん。この子何か用事あったんじゃ無いの?遊びに来ただけって事は無いと思うんだけど。」
「そうだよねぇ・・・どうしたんだろ?」
隣に座る、蒼の妖精くんは、
柿を何切れか食べて、オレンジピールを飲んで
、近くの木や花とお喋りしてる。
〖ちゃいきんきちゃの?しょっかぁ。ここの、おっきなみずゅうみ、きらきらってちてりゅね〜。しゅごいちれい♪♪〗
「お話中、ごめんね。さとしくん霧の街に、何か用事あったのかな?」
ショウくんが確認してくれる。すると
はっ!<(ToT)>って顔をしてから、
( ´•ᴗ•ก)ポリポリって・・(ふふ♡♡可愛い過ぎ♪)
立ち上がって、オイラ達の方を向いて
〖さとしょう
りょこうしゃは
どこでしゅか?〗
って大きな声で尋ねられた。
さとしょうりょこうしゃ?
あー!!智翔旅行者だ!花火大会の時にお世話になった旅行会社だよね。
「さとしくん、智翔旅行社を探してるの?引越ししたのかな?ショウくんどういう事だろ?」
「確か蒼の妖精くん前は分室のチーフだったよね?今探してるのは、本元の智翔旅行社の場所なんじゃないかな?」
〖あのね、きえちゃったの。でね、大ちゃんから しゃがしてきてほちいって たのまれちゃの!〗
「ちょっと待って!調べてみるから。」
ショウくんが、スマホで調べてくれてるけど、なかなか見つからないみたいで・・💦💦
蒼の妖精くんの目が、ウルウルしてきてるような( ˘•_•˘ )💦💦💦
抱き上げて膝に乗っけて、背中をポンポン。
オイラも、頑張って思い出してみるんだけど・・・
「お茶飲んで待ってて。思い出すからね!」
〖うん・・柿たべてまっちぇましゅ。
あっ、これもどーじょ。みらくる まじかるな おはなのくっきーでしゅおいらもいっちょにちゅくったの.°ʚ(*´˘`*)ɞ°.エッヘン〗
愛らしく可愛い手から渡されたクッキーは、これまた可愛いクッキーだ蒼の花びらが入ってるまた不思議な事が起きるのかな?
「凄いねぇ。クッキー作れるんだぁ。お花のクッキーなんて初めてだよ。食べて良いの?」
(。'-')(。,_,)ウンウン♪♪
可愛く頷いてくれた♡♡
じっくり観察して口に入れる(ღ˘ω˘ღ).。.:*♡
「頬っぺが落ちそうなぐらい美味しいよ!!最高のクッキーだ!お花の香りが口いっぱいに広がってくよー!!」
〖しょうでしょあおちゃんのクッキーは、しゃいこうなの(°´ ˘ `°)/〗
その時、周りでガサガサって音がしたと思ったら、アチコチから話し声が聴こえる。
今日は定休日だから、妖怪のお客様は居ないはずなんだけどなぁ。
この前植え付けた花壇の花の周りに、綺麗で小さい小さい妖精。
湖畔の木々の近くにも、妖精が飛んでる。
ここに普段来る妖精や精霊にしては小さめサイズ。妖精は姿を見せない子が多いんだけど。珍しいなぁ。
あ~さっき、さとちくんが話してたのは、この子達なんだ。
風の精霊のシルフィードさんからのプレゼントの花と木だよね。蒼の妖精くんの為に連れて来られたのかな?蒼の妖精さん居る世界の花達だったのかも?!!
オイラにも、ハッキリと見えるのは、さとちくんが傍に居るから?それとも、ミラクルなお花のクッキーを食べたから??
頭がσ(∵`)?ハテナだらけだけど、妙に納得してる。
前から、お花や木の妖精さんの存在は感じてたしね☆d(・ᴗ・ ´ )
「ねぇ、さとしくん。このお花さんの周りに飛んでるの妖精さんだよね?最初から見えてた?」
〖??みえちぇるよ。ガーベラしゃんに、すずらんしゃんに、蒼い薔薇しゃん。しょれに、金木犀しゃんも白木蓮しゃんもいる。ほかにも、たくしゃんのようしぇいしゃん!!〗
「そうなんだね。いるのは分かってたんだけど、オイラには姿見えなかったんだ」
〖みえちぇないの?〗
「さとしくんの、お花のクッキー食べたから見えるようになったよ。声も聴こえる︎ ありがとう」
〖ほんちょに(˙ᗜ˙)?みんな、ぶるぅーしゃんみえるっちぇ。おちゃべりもできりゅよ~〗
「みんな、来てくれてありがとうね。これからヨロシクね。ところで、さとちくんの探してる場所知ってる子いる?」
口々に喋り出す
❁⃘*.゚蒼の薔薇の妖精さん
(蒼の妖精さん♪♪来たら伝えてって)
❁⃘*.゚ガーベラの妖精さん
(シンボルツリー♪♪を探して)
❁⃘*.゚すずらんの妖精さん
(大きな柏葉紫陽花の木♪♪)
❁⃘*.゚金木犀の妖精さん
(次のシンボルツリーへ♪♪)
❁⃘*.゚白木蓮の妖精さん
(蒼の妖精さん♪♪次へ飛んで)
〖かしわばあじちゃい?ちんぼるちゅりー?〗
「柏葉紫陽花なら、あっちだよ。連れてってあげる。おいで。」
さとちくんを抱っこして、柏葉紫陽花に向かう。
さとちくんは、妖精さん達に、お礼を言いながら手を振りながら。
ショウくんは、オイラ達の先を歩く。
後ろを振り向くたびに、にこにこ(o^^o)して。
〖れっどしゃんは、ぶるぅーしゃんのすぺしゃるしゃん?〗
「そうだよ!スペシャルさんだよ!」
ショウくんが返事した(笑)
「さとしくんにも居てるよね、スペシャルさん♡」
〖うん。おいらのしゅぺしゃるしゃんは、お兄ちゃん!!〗
「この前、一緒に来てたお兄ちゃんだね!」
〖しょうなの♪♪〗
一番大きな柏葉紫陽花の所まで到着すると、
「この木が、霧の街のシンボルツリーの柏葉紫陽花だよ。その中でも一番大きな柏葉紫陽花」
〖はじめまちて。かしわばあじしゃいさん、
おにいちゃんようしぇいの さとちでしゅ。〗
(蒼の妖精さん。お逢い出来て嬉しいです。次のヒントのシンボルツリー。ハナミズキの木を目指して下さい。)
〖はなみずきしゃん??〗
(はい。覚えて帰って下さいね。お帰りは、私の道を使って下さい。蒼の妖精さんの来た欅の木にお送りします。)
〖よろちくおねがいちましゅ。〗
「さとしくん、良かったね。智翔旅行社は分かんなかったけど、きっとヒントを辿れば見つかるよ。さとしくんなら大丈夫!!」
ギューッ抱き締めて、頭を( *ˊᵕˋ)ノˊᵕˋ*) ナデナデ💕
してから、下に降ろした。
「もう、お別れかぁ。寂しいけど、きっと心配して待ってるだろうから、帰らなきゃね。」
そう言って、ショウくんも、さとちくんの頭を
( *ˊᵕˋ)ノˊᵕˋ*) ナデナデ💕する。
〖おしぇわになりまちた(*' ')*, ,)✨ペコリ〗
「また光の道を使って、いつでも遊びに来て。ここのお花や木の妖精も喜ぶからね。妖怪の子供達もまた逢いたいって思ってるからね💙」
〖はい。またあちょびにきまちゅʚ(´。•ᵕ•。`)ɞ〗
さとちくんと帰りの挨拶をしていると・・
(蒼の妖精さんの歌が、聴きたい♪♪)
(謳って欲しいな♪♪)
って、青薔薇の妖精、ガーベラの妖精、すずらんの妖精、金木犀の妖精、白木蓮の妖精、それに、柏葉紫陽花の妖精も、ずっとお願いしてるし(๑•́_•̀๑)・・・・・。
「みんな、蒼の妖精さんはお仕事あるの。忙しいから、また今度ね!」
って、オイラが言ったんだけど・・・
〖おいら、うちゃうよ♪♪たちゅけてくれたらおれいしなきゃ、めっ!なの。〗
って、少し浮かび上がって、
凄く透き通った声で、謳ってくれた
霧の街全部が、癒されちゃったみたいだ!
「さとしくん、凄く上手だね。綺麗な歌声で、元気になっちゃった!ありがとう。」
〖よかっちゃ(*'v'*)♡♡じゃ、かえりましゅ。〗
「気を付けて帰ってねぇー。あっ、この柿持って帰って皆で食べて。霧の街からのお礼です。癒して貰ったし、妖精の姿を見れるようにしてくれて。本当にありがとう。」
さとちくんが、柏葉紫陽花に近づくと、来た時のように光が溢れるように包み込んで、吸い込まれて行くように、蒼の妖精のさとしくんは、帰っていっちゃった。
オイラの手には、蒼の妖精くんから貰った
ミラクルなお花のクッキーがまだ袋の中に残ってる。今晩、皆で食べようっと♡♡
しばらくの間・・・
柏葉紫陽花をショウくんと眺めて過ごした。
また、逢えるよね。蒼の妖精のさとしくん