終わってしまいました。
だいぶロスっております。
今このような状況下の中でほぼ毎公演満席になる劇団ってあるんだなって思いました。
お客様のあたたかさとシアターザロケッツの偉大さを改めて実感させられました。

今回河合隆一という役を主宰脚本演出の荒木太朗さんに産み落としていただきました。
藤田健彦さん演じる藤田啓治の息子でした。
フレンチレストラン『Toujours』でのサプライズプロポーズに親子で巻き添いにされて心から楽しかったなって思いました。
ここにもしお袋が居たらなぁなんて思ったり。
親父にも苦労があって俺を育てるのにも死ぬ気で働いてくれてたんだよなぁって思ったり。
素直になれない息子でしたけど、親父のこともお袋のことも大好きです。
『言わずに訪れたのが今の結果だろう』
『未練がましいのも男らしさのひとつだ』
まるで本田さんを昔の親父を見ているようで、
たまらず怒鳴ってしまうシーンも。
(実はそのセリフ言う前足震えてた。絶対にトチってはいけない言葉なので)
親父の『25年越しのプロポーズ』を見届けられて実は泣いちゃってましたし。
本当に母さんが見えてたんです。
実際本当に父親が居ないのでよりリアルに感じたんです。
ロケッツの作品はいつも身の回りに居てくれる人の大切さを学ばせてくれる。
誰も不幸にならない、そこには幸せしかないクライマックス。なんて居心地が良いんだろうって。
次のロケッツの作品なんだろうなって凄く楽しみです。
こんな未熟者を使い続けてくれるたろさんには感謝でしかないし、だからこそ恩返ししたいなっていつも思いながら出させていただいてます。

そんな恩師から今朝になって『お前愛されてるぞ!!!』ってLINE来てて。
俺は俺で居ていいんだなって思いました。
実は不安だったので。俺はロケッツに出てて力になれてるんだろうかって。

またシアターザロケッツに出演できますように。
少しでも成長してまた戻ってきます。

応援してくださるお客様。
関係者各位の皆様。
これからも何卒よろしくお願い致します。

河合隆一/網代将悟