貴方は何に苦しんでますか？

夜と霧の著者で心理学者のフランクルは

人間に与えられた最高最大の能力は

苦しむことである

そして

あらゆるものを奪われた人間に残されたたった一つのもの、それは与えられた運命に対して自分の態度を選ぶ自由、自分のあり方を決める自由である。

と言い切っています。

そもそも

ホモ・サピエンスとは

知恵と考える力を持った生物

という意味。

そうか、てことは

苦しんでるままじゃ意味がないということか

克服しろということですね

厳しい

経済的な事でアタマいっぱいのちっちゃいオヤジですが、他にも悩みなんて山ほどあるな

あなたもそうでしょ？

まあ、これは上手く行った凄い人かもね

そんなに簡単じゃねぇです。

打ち出の小槌

魔法の杖はない！

でもね

悩みや苦しみは稼ぐ稼がないなんて事は別にして

本当に生きる力になるんだよ

過去ログにもあるように

私の息子は今不登校から抜け出して夜間高校に通ってます。

保育園から中学まで不登校でした

色々と心を砕いたが

散々悩んだが

無駄は一つも無かったと思います。

何故なら、あれやこれやと、トンチンカンかも知れなかったけと、俺なりに行動して

その結果

色んな人達に出会えて、支えて、助けてもらったから今の息子がある

何にも動かなかったらどうなってたか分からない

色んな恩人がいるが

中3の担任の先生とそのクラスメート

そして

不登校問題を考える「東葛の会ひだまり」

という居場所に出会えた事は大きかった。

今日はその会の会報誌の投稿記を一部紹介したいと思います。

代表の方の承諾の上で記します。

≪ひだまり・不登校問題を考える東葛の会≫

hidamari0501.web.fc2.com

おっと、上記が東葛の会のホームページです。ぜひ御訪問下さい。

さて

今月の号から、御自身の子供たちの不登校や親子の葛藤の中、自ら不登校の子らの居場所造りを成し遂げた方の投稿です。1部割愛部分と短縮が有ります。ご了承下さい。

投稿タイトル　

「耐えきれなくなり、現状を変えたい一心で、親の会に」

共働きで突然夫が単身赴任に。

私は仕事を辞め長男次男、生後半年の三男との生活が始まった。

その途端次男が保育園に行くのを渋りだした。車から降りなくなり、ついに行かなくなる。理由を突き止めようとするも、押し入れに閉じこもり、家で暴れ、病院に行ったこともあった。保育園はよいとしよう。しかし小学校は、、とどこかで期待していたが、ランドセルを背負うことは一度もなかった。

次男が家で過ごすようになると

すでに小学校に通っていた長男が、「ずるい」と言い始めたが、私は大人にとって都合のいい説明をして、長男の声に耳を傾けることはしなかった。

長男は元々学校が合わず、どうして先生の言うことが正しいの？自由になりたい。誰が学校なんて作ったの？と言う子だったが、友達で何とか通学していた。

しかしあるトラブルをきっかけに不登校になる。休みが長引くに連れ不安はましていく。更に周囲の言葉が追い詰める。

ゲームばかりやっているのでは？

親が甘いから不登校になるのだ

そんな言葉に心が壊れそうになった

同時に今自分が本当に大事にすべきものは何なのか、必死に模索していた。

長男は周囲からズル休みやら不登校なのに何で遊んでるのかという声を浴びせられ、外が怖いと家に閉じこもるようになる。

誰か家に入ってくると言い戸締りを異常に気にし始め、「怖い抱っこして」と一日に何度も言ってきて、大きくなった体をただ抱きしめる日々が続いた。生活は昼夜逆転、ゲーム三昧、カップ麺しか食べず、風呂にも入らない。

頭ではわかっていても、そんな我が子を見守ることしか出来ない日々は地獄のようだった。

自分の不安から「学校は行かなくてもいい。でもせめて人間らしい生活だけは送って！」と怒鳴りつけたこともあった。

子供自身のエネルギーが切れているとも知らずに。

自分自身が耐えきれなくなり、現状を変えたい一心で、「不登校親の会」に参加する。

そこで

「変わるべきは子供ではなく親の自分である」と気付かされた。

その時、霧が晴れたように「迷い」が吹っ切れた。

親の会をきっかけに、呪縛から解き放されて、あらゆるセミナーや親の会に参加していった。

悪いのは子供ではなく

多様な「命に寄り添った」教育の場

教育の選択肢

この国に足りない残酷な現実こそに問題がある。

社会に適応出来ない子供は孤立し

閉じこもり

自分自身を価値のないものとして否定する

そこから行政の助けを待つのをやめる決意をするのです。

フリースクール全国ネットワークが開催している「フリースクールスタッフ養成講座」に参加し、素晴らしい講師や仲間に出合った。　

不登校に全く理解のない時代から、こういった子供達に寄り添い、居場所を創って来られた方々を前にして、あの時代に出来たことを、少しずつ理解が進む今やれないことはない。そう思った。

（オヤジより）

このお母様は正にフランクルの言う通り

与えられた運命に対する態度を自ら選択したのです。

実はまだ続くのですが、

長くなりましたので

この後ご自分の子供らとの関わりと前進する様子は次回に書きたいと思います。

貴方の悩みが誰かを救う