昨日はかずさアカデミア音楽コンクール の本選を聴きに行ってきました。

 

感想は色々有るけど、先ず残念だったのは予選・本選を通して聴衆が少なかった事。 ピアノを習ってる人は勿論だけど、ピアノの先生なんかが聴くのは絶対に刺激になると思うんだけどなー


かずさアカデミアパークって、電車で来ようとすると、木更津駅からトコトコとバスに揺られなくちゃいけないから、車を運転しない人には(同じ県内でも)千葉方面から電車とバスを乗り継いで聴きに来るのは少々不便な気はするけど、東京駅からは直通の高速バスに乗れば1時間で来られるし・・・マイナスイオンに囲まれた感じの所で、環境は良いトコロ。 1回来てみれば、そんな「遠いっビックリマーク」って感じじゃないとは思うんだけどね。


さてコンクールの本選会。
1&2次予選から2週間の間隔で本選ってのは、第1回からの伝統だけど、この「2週間」ってのが結構クセモノ。 間が1ヶ月有れば、完全に1&2次予選の曲に集中出来るんだろうけど、本選の曲をチョロチョロ練習しながら予選の曲を練習する、その加減が(学生にとっては)難しい気がする。 第1回からコンクールの基本スタイルは変わらないけど、第1回では1次予選で練習曲を弾かなくちゃいけない事と、2次予選か本選でバッハの平均律曲集を取り上げなくちゃいけない事以外は、全くの自由曲だった課題曲が、回を経る毎に色々と条件が加わって、現代曲が必須になったり、2次か本選で古典派の作品を取り上げなくちゃいけなくなったりして・・・


2次予選でハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンみたいな古典派の作品を選んで、ラフマニノフやストラヴィスキーの曲を選んだ参加者に対抗するのは勇気が要る。 だから、大抵の参加者は本選で古典作品を取り上げてたけど、そうなると35分の持ち時間の中で、古典派と現代作品を弾くと残り時間が少なくなるのは当然。


って事で、第1回の本選で取り上げられてた、リストのソナタ(これは自分)や、ショパンの24の前奏曲なんていう大曲は自ずと消えて、リストのスペイン狂詩曲や、ラヴェルの「スカルボ」、スクリャービンのソナタ5番なんかが取り上げられてた。 そういう曲が悪いとは言わないけど、コンクールの本選でメインの曲が15分程度の「中規模な曲」ってのは寂しいなあ・・・

 
そういえば、男性の中に1人だけ女性が混ざってたら「紅一点」だけど、女性の中に男性が1人だったら何って言うんだろ? 「紅白歌合戦」って言うくらいだから、「白一点」になるのかと思ったけど、そんなの聞いた事無いし、「黒一点」ってのも、なんだか語呂も縁起も宜しくない・・・


元々言葉が無いのかも知れないけど、兎も角、7人の本選出場者中、唯一人の男性だった類家唯(るいけ・ゆい)さんの優勝と言う事でコンクールは幕を閉じました。 出場者の皆様&スタッフの皆様お疲れ様でした。


テレサ

 
去年の7月14日は娘の三回忌でした。
その、「娘の三回忌」の日は演奏会のために、岐阜に滞在してました。
 
娘が亡くなって2年後の昨年。 今度は腎臓を患っていた息子の具合が悪くなりました。 最後の1週間は、用を足す為に外に出るという行為が辛くなって、家族の助けが無いと立ち上がる事も出来ないくらいに衰弱。

息子の体重は34キロ。 抱きかかえられるのは家族の中で僕1人だけだったので、七夕を過ぎた頃からは岐阜公演のために家を空ける時の事が気になっていたんだけど、『岐阜に出掛けてる時のトイレの世話とかどうする?』なんて話してたら、公演前日の早朝。つまり、13日の朝早く、彼は息を引き取ったのでした。

彼は、人間の言葉がとても判る、頭の良い子だったので、「話した事を気にして、早めに旅立ったのかな?」 なんて事を考えて、彼の前で14日の心配をした事を後悔したり・・・

 

ベア

 
2年前の9月に我が家のメンバーが増えました。 彼と、「新しい息子」は、10ヶ月しか一緒に過ごす時間はなかったけど、「新しい息子」は、短い時間の中で沢山の事を教わったみたいで、とても良い子に育ってます。

昨年8月には、新たに「姫」が家族の仲間入りして、去年の「昨日」、息子が旅立った時にはヤンチャ丸出しだった「ニューフェイス」も、今ではすっかり良い「パパ」です。

昨日の1次予選に続き、かずさアカデミア音楽コンクール(2次予選)。 かずさ音コンは、第1回からの伝統で、楽器は1次予選ではヤマハ。 2次予選ではスタインウェイが使われて、本選では、好きなピアノを選ぶスタイル。


っていうか、午前のコンテスタント可哀想過ぎですよ、これ。 コンクールの事務局にも言ったんだけど、普段使ってないピアノなモンだから、朝は音が眠ったまんま。演奏の度に音が変わって、昼食休憩を挟んで音がこんなに変わったら・・・朝の参加者は、午後の参加者のための「弾きこみ係」みたいな感じで、ちょっと可哀想過ぎあせる



まあ次回以降に改善される事を期待しつつ、2次予選。かずさコンは、1次は昨日の日記で書いた通り、練習曲が課題だったわけだけど、2次はバッハの平均律クラヴィーア曲集から任意の1曲を含める他は、自由曲になる。 各コンテスタントの選んだ曲はこんな風。

 
 
04)井後優弥
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より No.4
   ラヴェル:道化師の朝の歌
 
08)高木美来
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.5
   ショパン:ピアノソナタ第2番より第1楽章
 
10)深見まどか
  バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.3
   ラヴェル:ラ・ヴァルス
 
11)中園理沙
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.5
   スクリャービン:ピアノソナタ第5番
 
12)松本伸章
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.2
   ラフマニノフ:楽興の時より第3&4番
 
20)三木美和子
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.5
   ショパン:バラード第1番
 
21)粥川愛
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.14
   シューマン:ピアノソナタ第3番より 第1楽章
 
24)佐野麻衣子
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.20
   ベートーヴェン:ピアノソナタ第21番より 第1楽章
 
28)黒田紀子
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.5
   デュティユー:ピアノソナタより 第3楽章
 
30)原田絵里香
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より No.17
   ストラヴィンスキー:ピアノソナタ
 
31)藤田尚
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.11
   プロコフィエフ:風刺
 
32)高林奈々子
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.16
   ラヴェル:ラ・ヴァルス
 
33)山口友由美
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.19
   スクリャービン:ピアノソナタ第10番
 
34)中山ナミ子
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.1
   ドビュッシー:前奏曲集第2巻より 「ヒース」、「花火」
 
35)栄愛
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より No.18
   メシアン:「喜びの精霊のまなざし」
 
36)寺井梓
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集2巻より No.5
   ブラームス:ピアノソナタ第3番より 第1楽章
 
37)島千晶
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より No.1
   シューベルト:ピアノソナタ第14番より 第1楽章
 
40)見崎清水
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.7
   ショパン:ピアノソナタ第2番より 第1&4楽章
 
43)寺元嘉宏
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.12
   ショパン:ピアノソナタ第2番より 第1楽章
   プロコフィエフ:トッカータ
 
50)富岡武史
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.5
   スクリャービン:ピアノソナタ第2番
 
55)佐野主聞
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.14
   ベートーヴェン:ピアノソナタ第11番より 第1楽章
 
56)中谷友美
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.5
   ラヴェル:スカルボ
    
58)高橋碧伊
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より No.4
   ラヴェル:オンディーヌ
 
61)阿見真依子
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より No.12
   スクリャービン:ピアノソナタ第4番
 
65)類家唯
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より No.12
   ストラヴィンスキー:ロシアの踊り&ペトルーシュカの部屋
 
66)伊藤順一
   バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より No.1
   ショパン:バラード第2番
 
 

・・・と言うわけで、エテュードから一転、ヴァラエティに富んだ曲目になったんだけど、洋服は全然ヴァラエティに富んでないあせる 普段、コンクールを聴くときは、後で思い出しやすいように、見た目の印象を書いとくのね。判りやすいトコだと、洋服の事とか。例えば、「花柄スカートに白ブラウス」みたいな感じで。



昨日の1次予選は67人中、聴けなかった最初の1人と、男性13人、棄権5人を除いた48人中、39人が「黒ドレス」とか「黒ワンピ」とか「黒パンツ」みたいな感じで、『これって何なの? 黒装束振興会とか??』なんて思ってみたけど、一応「1次予選だから渋く?」とも思ってみた。けど、2次予選になっても殆ど一緒。女性19人中、「黒ドレス」は12人・・・ なんかの宗教なの? 怖いんだけどあせる
 

ちなみに、本選に進んだのは、8・30・31・40・56・65番。

本選は7月22日の10時開始です。 「木更津の山奥」って言うと、エラく遠い感じだけど、東京駅からバスで1時間ちょっとだから、「メチャクチャ遠い」ワケじゃないですよ。 きっと面白い事になると思うので、「演奏会」だけじゃなくて、こういうのもたまにはどうですかーにひひ