尖閣問題と、ここ中国でどう向き合うか② (旦那ken) | のん気夫婦の中国・天津・大連生活ブログ

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ken(夫)は、中国でのビジネスは中国での出産(天津ローカル病院にて出産)・育児話をメインに♪

先日のブログの続きを書こうと思います。


瀋陽の社員達と飲んだ翌日以降から


反日が一挙に加速し、今では各都市で日本人に対して


厳戒態勢がしかれております。



明日9月18日は、満州事変が勃発した日であり


多くの日系企業は休みとするようです。



大連も昨日は小さなデモがあったようですが、


まだ全国の盛り上がりに比べると、トーンは

弱いように感じます。



影響が多い都市は、上海、広州、深セン、北京、西安


青島、長沙と、危険度が高いようです。



西安も私も先週行っておりましたが、今週のデモは

過激だったそうで、デモで押しつぶされた中国人の学生が

亡くなったとの情報が入っております。



上海付近、山東省付近、北京付近では

日系の商品が棚落ちし、販売停止となっています。



大連瀋陽でも、日系商品の通知はありましたが、


実際にはまだ棚落ちしている店舗は、ほとんどありません。



やはり都市によって、その強弱は違うように思われます。



さて先日もブログで書きましたが、ある中国人に質問された


今回の騒動について、一体どうなの?

尖閣は誰のもの?


KENさんは日本人としてどう思われますか?


そのように聞かれて、どう答えるべきか?


もちろん、こういう話は一切しない方がいい


と巷では、日本人は謹んで下さいと大使館などから


言われておりますが、


私はいち日本人としてどう考えるべきか


どう答えるべきか?


私が思うに、そのコミュニケーションの向こうに求めるものが

何であるのか?


自分にとって、相手にとって


日本人にとって、中国人にとって


これが自分では重要だと思います。


そしてその根底には、相手の心情を理解した上で


自分の意見を、どのように伝えるのか?



互いの国民の歴史認識のちがいなど

そう簡単に埋めることはできません。


そういったことを踏まえた上で、私は以下のような


自分の意見を述べました。




私が思うに、日本人のロジック、尖閣自国領土主張は


すべて近代以降の歴史を採用したロジックであると

思われます。


明治政府が、琉球を沖縄に編入した際のこと、




その時代に、日本人が現地に工場をたてて、地主がいたこと




中華民国時代に漂流した漁民を助けて、



感謝状をうけとった証明書があること。




サンフランシスコ条約で国際的に、


沖縄をアメリカから返還した際に尖閣も一緒に返還されて

たじゃないかとのこと




1970年代に尖閣近辺の資源を調査したら

豊富な資源があることがわかり

それ以降中国台湾が主張しはじめたこと。




一見、日本人側に完璧なロジックが

存在するように見えます。





どう考えても、中国人は不条理だと考え、

日本国民すべて思う、完璧なるロジックでしょうと。。


その上で、残念ですが、日本人も中国人と同じように


100%あそこは、うちのもんだ!!


そのように考えているでしょうと!!



続く。。。





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