昨日の続きからで。。
九一八歴史博物館に入っていく。。
↑このような説明文が中国語、英語、日本語で
書かれてあった。以下↓
『九・一八』事変は20世紀における世界を震駭
させた歴史的大事件である。それは日本帝国主義に
よる中国への侵略戦争の始まりであり、世界史上初めて
ファシズム国が引き起こした侵略の戦火でもある。
その勃発は第二次世界大戦の幕開けとなり、東北人民の
14年にわたる戦争の発端ともなっている。
この日から、日本帝国主義は次々と大虐殺を行い
今思い出しても身の毛のよだつような罪悪を重ねた。
この日から中国人民は満腔の恨みを抱いて5000日間
以上の日夜を過ごし、中国全土で5000余年の文明史で
かつてない怒涛のごとき人民戦争を広げた
↑当時の中国東北地区への拡張強化を推進した
日本の政治家たちの写真である。
↑天津、大連、瀋陽、営口、丹東、北朝鮮、韓国
など今私が仕事をしている地域の広範囲に
わたって、70年前、80年前に日本人が
いったりきたりしていたのかと、思うと驚きである。
↑また東北三省の遼寧、吉林、黒竜江省の
また広範囲にわたっての、この鉄道網や
ネットワークも、70年80年前に張り巡らせられて
いた。これも驚きである。
↑見えにくいが、満州国皇帝溥儀が、関東軍の
傀儡政権として、位についた様子
↑これも見えにくいが、蒋介石と張学良が
会見している模様。。
これらの人形がものすごくリアルに作られており
今にも動き出しそうであった。
↓以下もそうであった
↑終戦後の裁判で、中国で裁かれた戦犯達の
様子。
とある中国の老婆が、ものすごく顔を覗き込んで
見ていた。もしかしたら当時これらの人々を
直に観てきたのかもしれない。
↑上記も日本語、英語、中国語で記されてあった
館の最後の説明文であった。
展示館を出て行こうとする時、中国人ならおそらく
誰でも心から血が流れ、頭に次々と疑問符が浮かぶだろう。
なぜ日本帝国主義は大胆にも堂々たる大国である
我が国に対して凶刀を向けたか?ここにある写真は
すべて揺ぎ無き事実であるのに、なぜ今に至っても
歴史を直視せず、ひいてはそれを歪曲し改ざんしている
ものがいるのか?『たち後れれば食い物にされる』と
いわれるが、なぜ立ち後れたのか?ここに展示されている
犠牲者たちの生前の写真は大声で叫んでいるような
気がする。何を叫んでいるのだろう?『国民がこの英雄を
忘れたとき、国は滅びる』とか『過去の苦難を忘れた去ったら
苦難は再び訪れてくる』とか『自分から努力せよ、今から
努力せよ』。『中華の振興については、一人ひとりに
責任がある』というようなことを教えているのではな
ないだろうか?
つづく。。

