昨日から続き、労働市場の変化について。。
それを受けて、今私が心配するのは、次の時代の
労働力についてである。
次の時代とは、80后,90后,00后である。
80年代生まれ、しかも80年代後半。
90年代、2000年代生まれの人達。。。
この世代の人達、明らかに今までの中国の人達とは
違った感性や価値観を持っている。
うちの会社にも80年代後半の社員も何人かいるが
彼らはまだ、70年代に近いような、伝統的な感覚を
もっているので、それほど違和感を感じることはないのだが。。。
よく中国では、大卒者が、仕事への理想が高く、仕事を
選ぶため、労働力がたくさんありながら、人材不足という
事態が起こっていると、報じられているが。。
よく若者の甘ったれて的な報道をもよくみかけるのだが。。
ことはそんな単純ではないような気がする。。。
以前ブログでも書きましたが。。
私が早朝マラソンをしていると、中学校の運動場を
朝6時前に通り過ぎると。。
数十人の学生が、朝焼けのなか、何か紙をもちながら
ぶつぶついいながら歩いているのです。
その光景をみたときに、演劇部の台詞の練習かとも
思いましたが、実はみんな勉強していたのです。
またうちの社員の小学生の子を持つ、親も
子供の、テスト前には休んで、子供と一緒に勉強。
日々の宿題についても、毎日先生から携帯メールが
来て、ちゃんとやらすように、一緒にやるようにとの
プレッシャーメールが来るそうです。
とにかく、一時日本でもあった、受験戦争のような
状態が、幼稚園から続いているのです。
それは進学校だけでなく、一般の学校ででも。。
その社員の子は、幼稚園からバイオリン、絵、踊り
など、幼稚園から必須科目的に勉強。
とくに裕福な家庭でもなく。。
小学校から、4半期に一回の期末テスト。
それが、中学校に進む、内心点と判断されるので
積み重ねがそのまま人生を左右します。
中学校は、公立であるが、区によりレベル差があり
内心点による進学できる学校が変わってきます。
とにかく、厳しい学歴社会と、勉強勉強へのしめつけ
ついて、親ですらもかわいそうといいます。
親も学校から追い込まれているのです。
親が、ちょっと休みなよ、遊びにいこうよ
といっても、子供が宿題あるしという。。始末。。