モンスターペアレント(旦那ken) | のん気夫婦の中国・天津・大連生活ブログ

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ken(夫)は、中国でのビジネスは中国での出産(天津ローカル病院にて出産)・育児話をメインに♪

最近見た日本のドラマで印象に残ったのが、

モンスターペアレントという米倉涼子主演のドラマ。


最初はパッケージを見て、意味がわからないかったが

ドラマを見ていて、引き込まれて考えさせられた。


日本をでて4年になるが、この言葉さえも知らず

また今日本の教育の現場にこのような問題があるという

ことにすごく驚いた。びっくりした。。


ドラマでここまで放送されるということは、相当深刻なのか。


ドラマでは大企業のM&Aを手がけるやり手の優秀な弁護士を

扮する米倉涼子が、教育委員会の依頼でモンスターペアレント

達との問題を解決していくというもの。


最初ドラマを見ていて、こんな理不尽な親がいるのか!!

むちゃくちゃだと思いつつ、弁護士米倉涼子が法律で

たたき伏せてやれ!みたいなことを思っていたが


だんだん進むうちに、そういう問題ではないということが

わかってくる。


ある意味、企業などに来るクレーマーと同じようなに感じていた

が、教育の現場において、そのクレーマーの子供が学校に

通うって入れば、裁判などになって勝ったとしても

傷つくのは子供。。


弁護士は勝った負けたが勝負!でも教育の現場においてそのような

白黒はつけれない。。


すごい!!深くて難しい問題だと思った。


そしてもっと恐いと思ったのは、モンスターペアレントは

自分でモンスターと認識していないということ。


その意識の構造が結構理解できる。


現代の人の親は、いつモンスターになってもおかしくない

という気持ちにさせられた。。もちろん自分も。。


今の時代物があふれ、企業は消費者にサービスを提供するために

これでもかという、サービスを提供する。


中国にいると、日本のそれのすさまじさがわかる。


レストランで腹を下しても、物を買って壊れていても

それになれる。そこで二度と買わないとは思わない。


また行く。

なぜならどこも、大体同じだから。


どこもたいしたサービスレベルはないから。。(もちろん上海など

一部の都市では過剰なサービス業態がでてきているが)



このような過剰サービスの提供が増えてくると

お客様は神様であるという、意識が高まってくる。


その延長でそれが、子育てや教育の現場に流れる。。。


教育費が高くなりその負担などから子供に対しての

消費者意識・権利意識が高まる。


すべて学校の責任。こんなに高いお金をはらっているの。

もしいじめられて、転校になったら、誰の責任。


学校の責任。。その転校により家から遠くなったら

交通費を学校が負担してくださいよ。



その心理は、企業クレームによくあてはまる。。


資本主義社会が行きつくしたところに、このような問題も

現れてくるのではと思った。



なんというか、この中国での不便さのなかで学べることが

たくさんある。日本と比較して感じる、なんというか精神が

サービスが発展していくなかでの行き着くものが

見えてくるような。。


いろいろと考えさせらるドラマでした。。。




↓↓以下うぇきぺでぃあからの抜粋

モンスターペアレント (Monster parent) とは、学校に対して自己中心的的で


理不尽な要求を繰り返す保護者を意味する和製英語で、向山洋一の命名とされる。


なお、単に要求を繰り返すだけではモンスターペアレントとは呼ばれず、

当の要求が常識の範囲内にあり、かつしかるべき理由を明示してくる場合は

ここには含まれない。

基本的には直接教員にクレームを行うものが多いが、校長や教育委員会など、

より権限の強い部署にクレームを持ち込んで、間接的に現場の教員や学校に

圧力をかけるという形式も増えている。

最近では同名のドラマができるなど話題となっている。

なお、アメリカではヘリコプターペアレント (Helicopter parent)

という用語があるが子供の就職の面接についてくるような過保護の

親を指す用語であり、日本のような苦情および訴訟そのものを

意識しての用語ではない

また、最近は自分の子供に対しても自己中心的な要求を繰り返す

親が増えている。これも、いわゆる「モンスター・ペアレント」と同様、

教育費の負担などから子供に対して消費者意識・権利意識が

高まっていることが原因と思われる。

更にはモンスターペアレントの子供がモンスターチルドレンや

モンスター大学生となるなど、新たな問題を起こしている。

教育評論家尾木直樹法政大学教授によると5つのタイプがあるとされている。

  1. 学校依存型(子供を朝起こせ、学校で汚れたので

     洗濯してくれなど「何でも学校に押しつける」)


  2.自己中心型(劇の主役や習字の評価を高くしろなど


     「学校行事の日程変更なども要求」)


  3.ノーモラル型(夜中、授業時間でも電話してくる)


  4・権利主張型(風邪で休んだので給食費返還、


    住民税支払っているので給食費未納)




  5.ネグレクト(育児放棄、虐待)型(食事なし、服や髪の汚れ)

  • 自分の子供が注意されたことに逆上して職員室に乗り込み、延々とクレームをつける(「クローズアップ現代」に登場)
  • 早朝であろうが深夜であろうが教職員の自宅に電話をかけ、何時間もクレームをつける(「クローズアップ現代」に登場)
  • 子供同士の喧嘩に介入し、相手の子供を非難する長大な文書を学校に持ち込んで処罰を要求する
  • 自分の子供がリレー競技の選手に選ばれないのは不自然だとクレームをつける
  • 子供がプリントを親に渡さなかったことを、教師の指導のせいにする
  • 「自分の子どもを手厚く指導するために専用の教員をつけろ」「我が子を学校代表にして地域行事に参加させろ」などと要求する
  • 自分の子供が風邪でテストを受けられないので、代わりに自分が受けるとくる。
  • 「○○小学校○年○組の○○という児童はクラスの迷惑なので学校に来させないでくれ」といきなり都道府県の教育委員会に匿名で要求する
  • 高校入試の合否判定に用いられる絶対評価の(評定ごとの割合が厳格に定められている、相対評価では、ほとんどトラブルは発生しない)通知表の評定に不服だと抗議する(美術などの実技評価は、客観的な点数が付けづらいため特に多い)。
  • 学校裏サイトで親が教師・学校を批判および攻撃を行う(少数ながら実例あり)
  • 「遅刻がちの子どもを担任が迎えに来ない」などという理不尽なことを教師のせいにして学校にクレームをつける。
  • 児童が石を投げて学校の窓ガラスを割ったにもかかわらず「子供の投げた石がぶつかったくらいで割れるガラスが悪い」「子供が投げたくなるような石を放置する学校が悪い」と反論する。




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