2年前の12月11日。私は元夫(R)と区役所で待ち合わせしていました。
この日は離婚届を出す事になっていたからです。
散々お互いに持ち運びした離婚届はくちゃくちゃになり、余りにもぼろぼろなのでもしかしたら受理されないのかもしれない…そこで改めて、離婚をお互いに考えなおすかもしれない…。そんな事を考えながら区役所へ向かうと彼は既にきていました。
二人で受付前の椅子に座りましたが、中々出そうという気持ちにはお互いなれず、私は耐え切れなくなり、途中で泣きながら区役所出口まで飛び出してしまいました。
Rもその動揺を理解してくれたのか、「これから近くの喫茶店でお茶を飲んで落ち着こう」と言ってくれました。
とあるチェーン店の喫茶店。場所は違いますが初めてRと会ったチェーンの喫茶店。
二人でなぜかここに縁があるね…と話ながら入ることに。
しばらくの沈黙の後、私は心が揺らぎRにお願いをしました。
私「やっぱり届けたくない…」
R「…」
私「やっぱりやりなおしたい…」
R「…」
R「Yちゃん…やっぱり無理だよ。散々話し合ったことでしょう。俺もそれで納得したし、これからお互いのためにもここは別れたほうがいいと思う」
私「…」
R「もしYちゃんが一緒に届けることができないなら、俺一人で出してくるよ!!」
Rは急に怒り始め、離婚届をうばって外にでてしまいました。私も追っかけるように区役所へ。
彼はまた同じ届出窓口前の椅子に座り考えこんでいました。私も隣に座り、黙り込んでいました。
「そろそろ最終受付時間だ…」Rはそういうと窓口へいきました。
私「まって!!!!!!!!私が出すから!!!!!ちょっとまって!!!!!」
R「なんだよ!!早くださないと、なーなーになったままなんだよ!!!!」
私「だって…」
R「だってじゃねーよ!!!!本当にYちゃんが出すんだな!!んじゃ出せよ!!」
彼はそういって私に離婚届を手渡し、区役所から走ってでていってしまいました。
区役所に来ている人達や窓口の人達は、さぞかしびっくりしたでしょう…かなり大声で修羅場を演じておりました(笑
しかし当時は周りを気にする事もできず、私はひとり椅子に残されることに。
最終受付時間まで残り10分。ようやく決心しました。彼の嫌なところ、彼の信じられない行動を無理やり思い出しながら窓口へ…
「あの…手続きお願いします」
本籍の移動ですとか、多少面倒な事はありましたが、ほんの数分で終了。
その後、再びチェーンの喫茶店へ向かい、珈琲を飲む事に。もしかしたら、Rがいるかもしれないと思ったからです。
しかしどこを見ても彼はいませんでした。