おはようございます。


未だダーウィンはサイクロンの後の掃除で大忙し。


道端には切った大木がゴロゴロしていて散歩するのも一苦労だ。


ここで「散歩なんかしないくせに!」って言われたら「まさにその通りです」とさらっと流して、何事もなかったかのように今回はサイクロンと全く関係のない、うちで一番の働きものの「オウサモ(Awesom-o)」を紹介したいと思う。

 

この記事はサイクロンの前に書いたものなので、空気読めとか言わないで頂きたい。


さて、説明するまでもないかもだが、Awesome とは素晴らしいとか素敵って意味で(Weblio英和辞典より)これがオーストラリアの名前っぽく変形して「Awesom-o」となった次第である。

 

オーストラリア人はとにかく最後の母音を切って、オーやらイーを語尾つけるのが好きだ。

 

アフタヌーンは「Arvo」だし、「ドッグ」は「Doggy」だし、「バーべキュー」「Barbie」だし、フィッシュマンは「fisho」だし、妊婦さん「pregnant」は「prego」だし、なんなら「ワイフ」のことも「ワイフィ」って言ったりする。

 

いや、ホントに。

嘘じゃないってば。

 

これをつなげてみると

I am cooking barbie in this arvo for my fisho friend and his prego wifey come along with their doggy

 

(俺、今日の午後はBBQをやるんだよ、俺の釣り仲間とその妊娠した奥さんが犬連れてくるんだってさ)

 

 

ふざけてんのかむかっ

 

私たちが学校で習って来た「This is a pen」は一体どこへ行ってしまったのか。

 

まあ、オーストラリア英語のふざけぶりに関してはいずれまた取り上げるとして。

 

今回の主役はうちのスーパースター(働き者)!

 

じゃーん!!

 

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三つアタマの扇風機、「オウサモ君」である!!

 

ダーウィンは暑い。

大体、ほとんど暑い。

 

冷房を使うことももちろんあるのだが(寝室は特に)、しかし電気代も馬鹿にはならないし、うちの窓は開けっ放しが基本(←閉めろよ)なので、天井のクルクルするやつ(=シーリング・ファン)と扇風機が欠かせないのである。

 

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天井のクルクルするやつといえばグレムリン。

あれほど真夜中にはご飯上げちゃダメって言ったのに。

 

グレムリン公開当時、シーリング・ファンなんてもんは西洋の単なる飾りだと思ってて、自分がシーリング・ファンを使うことになるとは思わなかったなあ。

 

今では映画にも全く引けを取らない程、毎日クルクルまわしてっけどな。

 

さて、我が家のスーパースター、オウサモ君(扇風機)は風速を調節できる他(当たり前か)、3つの頭を独自の方向に向けることが可能なのである。

(しかし首は降らない)

 

例えば、暑い日に首を振る扇風機を使ったとしよう。

 

扇風機が別方向に向いている間、イライラしながらこちらへ風が向くのを待った経験はないだろうか?


あるいは、クビ振る扇風機のクビの動きに合わせて、自分が動いた経験は??

 

(←さらに暑くなって逆効果)

 

あと、首がどっかに引っかかって、「ガチッガチッ」って音立てた後、自分の方にまるで向かなくなった経験はないか?

 

私はある。

何度もある。

 

しかし、このオウサモ君は一人で一つの扇風機(の頭)を独占でき、また3人まで同時に風を送ることができる。

 

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こんな風に異なる方向に向くことも可能。

 

 

一人で3つ頭を使ったなら、首に涼しい風を感じながら、今までの扇風機では盲点だった足元を同時にクールダウンさせることもできるのだ!!

 

オウサモ・・・・恐ろしい子・・・

 

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しかも、我が家に来た誰もが言うことなのだが、オウサモ君、人型ロボットに見える。

 

実際、たまに目があう。

 

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こっち見てる!!

 

 

夜、暗闇でポツンと居間に立っているオウサモを見て(←そらな)、「ウホッ!」と驚かされたことも一度や二度ではない。

 

ってことは、三回ぐらいはあるってことだ。

 

いやいや、暗闇で横になってるオウサモ君の方がよっぽど怖いわ!って言われたら、全くその通りなんだが。

 

今や、私の家ではなくてはならない存在になったオウサモ君だが、実は買う予定はちっともなかった。

 

実際、タワー型の扇風機を買う予定で、その前の週に目星をつけたものをレジまで運び、並んでいる最中にオウサモ君と出会ってしまったのだ。

 

オウサモ君は入荷されたばかりだったのか、所在なさげにレジの横に置かれていた。

値段もついてなかった。

 

ってか、オウサモ君が雨に濡れた子犬みたいな目で俺を見てた。

 

・・・っつか、最初はあまりにファンキーな出で立ちだったので、スピーカーだと思った。

 

しかし、気が付いたら、このスピーカーオウサモ君を掴んで、レジに並んでいたのだった。

 

俗にいう一目ぼれである。

 

スピーカーだったらどうするつもりだったのか

 

扇風機を買って来ると言って出て行って、スピーカー持って帰って来られた家人の立場は?

 

(案外スピーカーを持って帰っても、気が付かない可能性もあるが)

 

しかし、自分で言うもの何だが、いい買い物だった。

 

衝動買いにろくなものはないが、そしてダーウィンで買うものにろくなものはないが、これは大当たりであった。

 

今日もオウサモ君は大活躍。

私の後ろで3つの頭をブンブン言わせている。

ありがとう、オウサモ君。

 

キラキラ   キラキラ   キラキラ

 

賢明な読者の方々はとっくに気が付いていると思うが、オーストラリアの情報にまるで触れておらず、それどころか、誰とも知らないうちの(俺の家のことだ)扇風機の話を延々と聞かされ、詐欺に遭っている気分になっていると思う。

 

このブログトップに戻って、海外情報ってカテゴリーになっているのを何度か確認し始めた人もいるかもしれない。

 

たいへん申し訳ない。

 

次回こそ、次回こそはちゃんとした海外情報になる予定。

(←次回こそ詐欺)

 

では。

 

 

T

 

※このブログはAJANTの一会員が個人的な意見を書いているのものであり、必ずしもAJANTの団体としての意見を反映するものではありません。

 

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