おはようございます
今の私は、オーストラリアで正社員で会社勤めした時間の方が遥かに長くなってしまい、逆に日本の会社で働いた場合は、上司と部下はどのように関わっていくのか、どんな風に仕事を進めていくのか非常に興味があります。
今回は私の現在でのオーストラリア、ダーウィンでの職場での経験を語りたいと思います。現在地方政府に勤めています
かれこれ遡って半年位前の話になります。
まず、その時上司だったLさんから、唐突に、
Lさん:「ちょっと話があるの、今いいかしら」と改まって言われ、ドキドキしながら会議室に連行されまして。
何なのこのプライベート感!他人に聞かれないように別室でお話ですって!何かやらかした?左遷?クビ?いやいやそれとも昇給?(←なわけなかろう)
結局は、
Lさん:「実は今月末までをもって、私移動なの」 といわれたときは、不覚にも目から液体が流れた!なんですって~~~!
自分でも思いもよらぬ反応で、でももっと驚いて困ったのは上司だっただろう。とっても困った顔してたョ!
そゆこと!そゆこと!?今までどこにも行っちゃダメよ!とか言っておきながら、最近になって、貴女のやりたいこと(違う仕事にチャレンジ等)、なんでも応援するから、ひきとめないからと言ってたのはそゆこと!??
苦渋の選択だったらしく、夕食後ワインを片手に毎晩熟考する日々が続いたと言っていた。ワインかあ。この辺がおしゃれだなぁ。なんとなく、本当に本人は悩んでいたのに不謹慎だが、優雅な様子を想像してしまった。Lさんのお家、家具やらなんやら1級品で揃えておしゃれなのだ。日本だとこたつにビールと言ったところか。
さて脱線したが、私は、
この上司Lさんのお陰で色々な仕事に自信がついた。沢山の事を教わった。よく言えばLさんは目標指向型でぐいぐい、いい作品に仕上げるため、何度もダメ出し、やり直しがあったりすることもあった。逆に相談してくれることも要所要所であったりして、二人で考えて良い作品作りが出来た。いい仕事をするために、正直な感想や助言をくれて嬉しかった。私もなるべくそうするようにした。だから時に、お互い説得させようと躍起になったりして扱いづらいやっちゃ、と思われていたかもしれない。
休暇届けを出したら、何もよりもまずいち早く対応してくれ、格安航空券のセールに間に合った。フーッ、Bali! Here we come!
しかし、この突然の目から汗は、仕事の関わり以外のところから来ていたのだと思う。
思えば、私がお昼休憩にジムのクラスに通い始めたころ、口説き落として結局Lさんも一緒にジムに通うようになったり、
仕事の合間に家の改装の話や、園芸の話、大好きな手芸の話などを沢山してくれたり、作った作品を見せる為に持ってきてくれたり、それにここに書けないような話までした!そうやってうまく私を乗せて仕事に導入させてくれた。(←大体スイッチ入るのが遅いし、やる気を見せとかなやん!)
ダメダメだった私は、このLさんチームでの最後のミーティングの時、
Lさん: 「最後のミーティングなので近くのカフェに行きましょうか」と言われて、めっちゃ喜んだ(ヤッター!)
ということで行ってきましたココ(お薦めです)
Alley Cats
https://www.facebook.com/Alleycatspatisserie/
ここで話したのは、チーム達の世間話。それだけ。最後の最後、そんな時もある。家族のこと、子供の事とか。ふんふん聞いてたけど、なんか親睦会みたいなものでした。そしてLさんのおごりでした!なんとまあ!
仕事は厳しく完璧にしっかりこなすが、チームと交流を図り、仲良くして、休暇に寛容なLさんのスタイル。この絶妙なバランスがとても良かった。
感謝!感謝!
これからもLさんの益々のご活躍をお祈り申し上げます。
感謝のお花
オチ:
次のLさんの移動先は、たった数十メートル先でした!なんだ、近いや~ん!
U
注:このブログはAJANTのメンバーの個人的な日記であります。
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