おはようございます。
高温多湿で今現在、気候的にいいとこなしのダーウィンの病床からブログを書いてます。
先日のブログでも触れましたが、最近手術をしまして、今は腹芸が出来るほどの大きなスマイルマークをドテっ腹に頂戴しました。
しかし当方は芸人でも罰ゲームを食らった後輩でもない只の中年なので、この痛すぎる伝家の宝刀はナマクラになるまで抜かずに取って置く次第でございます。
さて、前回の予告通り手術のことを書こうと思います。
遡ること手術の前日。
明日から数週間病欠する私のために、壮行会的なランチを職場の人たちが催してくれました。
ランチの場所はこのブログでお馴染みの日本食レストラン、ラピカフェ。
同僚は「どのメニューがいいか教えてね〜」と楽しみにしている様子でした。
そんな時に限って、まさにそんな時に限って昼前あたりから私の胃がキリキリと痛み出したのです。
ついでにその夜は、しばらくは外食できないからと、ツレと一緒にずっと行きたいと思っていた一杯$100のマッドクラブ(マングローブ林で育つカニ。美味)を食べに行く予定でした。
そんな最も重要な時に限って胃痛。
しかし、ここは出る杭は打たれる、和を以て貴しとなす日本人の特徴を最大に発揮し、自分の壮行会は自分さえ我慢すればなんとかなると思ってラピカフェに行きました。
都合のいいもんで、おごられて調子に乗った自分は胃痛も忘れて楽しく飲み食いし、ご機嫌で職場に戻り、さ、休暇の前のラストスパートとばかり仕事に取り掛かりました。
その時、突然猛烈な腹痛と吐き気が私を襲ったのです。
まるで妊娠が発覚したドラマのヒロインのように、慌ててトイレに駆け込みました。
「(ゲボー!)」
「(義母)ミキコさん、、あなた、、、赤ちゃんができたんじゃ?」
(ミキコさんは架空の女性です)
汚い話で恐縮ですが、今さっきインしたものを同じ場所からそのままアウトするアイロニー。
おごってくれた同僚の恩を踏みつけ、唾を吐いて返すような蛮行にさすがに心が痛みましたが、それを上回る胃痛でそれどころではありませんでした。
さっそく職場を早退し、家に帰って豚脂汗を流しながら下痢と嘔吐を繰り返しました。
マッドクラブどころじゃねえ、俺の胃腸がマッドなクラブだぜ!
もちろんmud crab とmad clubの差も分からんのかという指摘はごもっともですが、カタカナにすりゃ一緒なんだよ
カタカナ英語バンザイ!!
手術前日の真夜中過ぎたら食べちゃダメ、朝6時過ぎたら水も飲んじゃダメ、と言われ、当日は何時に手術になるか分かりません、朝9時になるかも、あるいは夕方4時かもしれません(←すごいけど実話)と脅されていたので、来る飢餓に備えて、前日の真夜中まで食べ続け、朝の6時まで耐久レースのように水をガブ飲みするつもりでした。
それが夜遅くまでこの有様で、午後10時を回ってやっと胃が受け付けてくれたのが白湯と粥。
修行中の坊さんかよ。
あるいは前世で修行中の坊主を寺ごと焼いたとか、そういう深い業でもナチュラルに身につけているのか。
手術前なのにすでに脱水症状ギリギリって一体どういう引きの悪さなんだろう。
思えばその手術前日を遡ること4日程。
GeeConで忙しく不在にしてた時、一人分の料理が面倒になった家人がテイクアウトで鴨肉の炒めものを食べたらしい。
その晩、その残りがテーブルの上に放置されていたのを目撃しましたが、疲れていたのでそのままにして眠ってしまいました。
次の日、その残りを冷蔵庫に入れて保存。
そしてその3日後、つまり手術前日の前夜に何の危機感もなくそれを食べてしまったのです。
しかも「美味しい、美味しい、ブヒブヒ
」とか言いながら。

あいつの仕業か。
ここに10年も住んでいるのに、ダーウィンの一体何を学んでいるのか。
ダーウィンの実力(高温多湿)からすれば、新鮮な食べ物を一晩で毒に変換することなど朝飯前・・・朝飯前に腐らせるだけに!(←上手いこと言っているわけではない)。
冷蔵庫に入れれば時間が遡って新鮮な状態に戻ると思ったら大間違い!
大正生まれの婆さんか、ワシは?
ってなことを言っていたら結構な文字数になってしまいました。
それなのにまだ手術まで辿り着いてないって言うね・・・。
誰も期待してないとは思いますが、次回には必ず手術当日の話になる予定!
パナドール(痛み止め)飲んで、寝まーす。
ここぞとばかり病人アピールを忘れない
T
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