ダーウィンの皆さんも、ダーウィンでない皆さんもおはようございます。
住宅街の静かな通りで、住民以外は立ち入らない道路。
公園の隣にあるため、スピードは出してもせいぜい時速30kmぐらい。
もう遅いけど、何か一言、言い返したい!!!
遅い!遅すぎる反応!!!
怒りの瞬発力って言うんですか、そういうスピードが遅いです。
前記の詳細を説明すると、対向車は左側に路駐していた車に気を取られていて、こっちを多分見ずにやや右に車を寄せたんですね。
私はそれに気づいていたのですが、私の左側に家族連れがいたもんで、子供が万が一飛び出して来ても大丈夫なように、ちょっと右寄せしたんです。
道幅は10mほど。
余裕ですれ違える距離だったのですが、前方不注意な対向車がパニックを起こして逆ギレやがった。
「前を見んかい!」って言いたいのはこっちだよ

私の感情の流れを分析してみると、
悪いのは向うだと確信している自分
↓
向うが謝って来ることを予想している自分
↓
それ故、「いいですよ、お互いサマじゃないですか(親指上げてウインク)
」っていう大人対応まで考えてる自分

↓
なのに実際は罵られてショックを受ける

↓
後で怒りが倍増

ってパターンですよ。
ものすごく怒っているのですが、怒るタイミングを完全に逸しているため、怒りも伝わらないし、怒りのぶつけどころも分からない。
最初から理由の如何を問わず、狂犬のように無差別に噛みつく気満々だったら、こいつの罵りにもソッコー言い返すことが出来たはずなのに!!
あとあれ、言ったもん勝ちってか。
この時点で、事実とは関係なしに
「フラれた可哀想な女」になることが確定
ここにおいて、
「私は、あ、あんたなんか、す、す、好きじゃないんだから!!」
って叫んだところで、すでに手遅れ。
「まあ、そういうことにしておくよ。はあーっ(←面倒臭そうに)」
とか言われて。
自分、完全に負け犬。
負け犬の遠吠え。
お尻に挟んだ尻尾まで見えるわ!!
もちろん日本でもこういう目に散々あってきたのですが、特に英語で「罵り言葉(Swearing※)」という、捨て台詞として攻撃力の高い言葉を使われると、英語が第二言語の自分ではなかなか太刀打ちできません。
※代表的なのが「Fu@k」やら「Sh@t」ですが他にもたくさんあります。
そしてこの単語は時に名詞として使い、動詞になり、形容詞になり、また副詞にもなります。個人的な意見ですが、日本人には使いこなすことは困難だと思います。
一般的には礼儀正しいオーストラリア人ですが(少なくとも自分はそう思っている)、Swearingにおいては大抵が百戦錬磨であるため、普段使わない人でも効果的な使い方を心得てます。
普段はものすごく穏やかなオーストラリア人の友人が「使おうと思えばいくらでも汚い言葉を使う能力があります」と穏やかに言っていて、うわ、絶対聞きたくない(特に自分に向かって)と思ったものです。
じゃあ、私もSwearingで返せばいいんじゃないかって思うんですけど、これでなかなか使っていい場面、正しい使い方などの判断が難しく、また、いったん使い出すと癖になってしまうかもしれないし、なるべくなら避けたい。
例を挙げると、私の元仕事先の同僚(外国人)が仕事中に乱発するようになってしまって、注意されるまで気がつかなかったらしい。「ワザと使っているのかと思った」って言ったら「Fu@k off、bitch」って言われましたが。ホラ、やっぱ使ってるやん。
まあ、使わにゃいかん時には緊張しながら使いますがね。
(←例:足の小指をものすごい勢いで家具にぶつけて、メチャ痛くても誰にも文句が言えない時)
ガーッと言い返すことができる人間に、な、り、た、い・・・。
それでは皆さん、よい一日をお過ごしください。
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