おはようございます。
いきなり手前味噌ではありますが、私は自他ともに認める自分たちのブログのフォロワーでございます。
ブログの紹介のままに、この間はセラピーに行っちゃたし(へ・ヴ・ン コチラから)ハチミツ買っちゃったし(コチラ)週末Jayさんの冷コーしばいちゃったし(コチラ)、カルビーには夜だけじゃなく常に飢えているし(コチラ)レジンもヨガも時間が合えばやってみたい(コチラとコチラ)。
もうブログに翻弄されっぱなしの毎日なのです。
頼むから誰もブログで黒魔術とか紹介しませんように。
(うっかりやっちゃいそうだから)
そんなフォロワーの自分ですから、先日、友人とUさんおすすめの「Oyster Bar」に行って参りました(コチラ)。
ロケーションも素晴らしく、美しい夕日を見ながら冷たいビールと美味しいオイスターを堪能。
会話もついつい弾みます。
・・・・失笑・・・・・・
今回頼んだものは、牡蠣4種類を3つづつ。
生牡蠣、タイ風牡蠣、グラタン風牡蠣、クリーミー牡蠣
エビの王様を12尾。12のキングダムですよ!
そして、カモの揚げ春巻き。
どれもこれも素晴らしく美味しい。
しかし、一番美味しかったのは、やはりレモンをかけただけの生牡蠣。
やはり基本に戻るね!
「口に入れた瞬間、潮の香りが口の中でパーっと広がって、ちょっとしょっぱいんだけど、噛むうちに甘くなっていくね、この牡蠣は」って感想を述べたら、友人が一言。
こうやってちゃんと突っ込んでくれる友人はホントありがたい。
オーストラリアは実は牡蠣の養殖がさかんで、特に南オーストラリアとタスマニアの牡蠣が有名です(このお店の牡蠣は南オーストラリアから来たそうです)。
実際、南オーストラリア牡蠣についてググってみると、「汚染の少ない海で養殖された人気の高い牡蠣」「口に入れた時の塩気と後から来る甘みのコントラストが特長」とあり、味覚音痴だと家族・友人から評判高い私の味覚もまんざらではないと思う次第。
(あるいは、私ごときでもはっきりと分かる美味しさってことか)
日本、広島の牡蠣も美味しいけれど、日本の牡蠣がビール、日本酒に合うとしたら、これは南オーストラリア産のワインと相性がぴったり(←だから誰やねん)。
今でこそ、このように牡蠣を熱く語る自分ですが、牡蠣を巡っては色々ありました。
よくある話かもしれませんが、子供の頃は牡蠣が嫌いでした。
母親がたまに作る牡蠣フライなど、ブルドッグソースをたっぷりとかけて、むしろブルドッグソースの海に牡蠣が浮いているよ、って感じにして、牡蠣の味を誤魔化したものです。
「昨日の夕飯なんだった?」と聞かれて、「ブルドッグソース」って答えたぐらいです。
それが、大学に入った頃か。
いきなり牡蠣、特に生牡蠣が大好物に昇格しまして。
牡蠣シーズンが始まるや否や、居酒屋で生牡蠣、すし屋で生牡蠣、定食屋で牡蠣フライ定食と、牡蠣を飲むように食べる日々が続きました。
しかし、そんな時代の終わりは突然やって来たのです・・。
あれは、20代の終わり頃、当時の勤務先の社長に連れて行ってもらった高級寿司屋で、ぷりっぷりの生牡蠣をポン酢ともみじで頂きました。
大ぶりでぷりっぷり。
もちろん、飲むように食べ、日本酒もしこたま飲み、上機嫌で家路に着きました。
酔っぱらってお風呂もそこそこにベッドへ入り、そのまま朝までぐっすり・・・と思いきや、いきなり猛烈な吐き気と腹痛に襲われ、目が覚めました。
「やべ!!!」と思って、ベッドから飛び起き・・・間
はい!!食事中の人はとりあえずスマホ(PC・タブレット)を閉じてください(警告)。
ベッドから飛び起き、トイレへ駆け込もうとしたときにはもうすでに遅く、胃から物凄い勢いで突き上げてくる塊を口から思い切り吐き出していました。
床と平行に飛んでいくゲ●を見たのは、後にも先にもこれが初めてでした。
口の幅と同じ幅のゲ●
エイリアンって映画を見たことがありますか?
強い酸を口から発射するのですが、ホントにあんな感じ。
その吐しゃ物の先には、奇遇にも1週間前に買ったばかりの、当時大人気だったiMacが、品切れ続出で散々待った挙句、やっと手に入れたiMacが、24万円払ったiMacが鎮座してました。
突然、ゲ●を浴びせられる新品マック(涙)。
これな
もちろん、そんなことを気にしている余裕もなく、トイレへ駆け込み、上からも下からも、下からも上からも、を朝まで繰り返しました。
一緒に行った同僚も社長もその牡蠣を食べて平気だったと後で聞いたので、店の衛生管理が悪かったとか、ノロウイルスとかといったものではなく、単に、その牡蠣の何かに、私だけがアレルギー反応を起こしたのでしょうか。
(カキペディアというサイトで、こんな情報を発見)
でも何にアレルギー反応を起こしたかは未だに分かりません。
それからというもの、牡蠣が恐ろしくて、特に生牡蠣が怖くて、食べられなくなりました。
飲むように、息をするように牡蠣を食べていたこの私に、生牡蠣が食べられない日が来るなんて!!
美味しいのは分かっていましたが、匂いを嗅いだだけでも胃がキューっと痛み、吐き気を催したのです。
そこから長い長い期間を経て、ようやくここまで来ました。
(その経緯については下記のグラフを参照してください)
私と牡蠣の歴史。
20歳台で急激に牡蠣好きになり、30歳前でガクッと好き度が下降してます。
最近は再び上昇傾向にあり。
加熱した牡蠣を食べることから少しずつリハビリを始めて、10年ほど前から、様子を見ながら、1年に1度だけ生牡蠣を1粒だけ食べることを再開(←どんだけ慎重なのか)。
もう飲むように食べることはありませんが、最近やっと普通に食べられるようになりました。
やはり生牡蠣、美味しいですね
ちなみにゲ●を直に浴びたiMacは故障を起こすこともなく、半年ぐらい経ってからニンジンや大根の残骸らしきカケラをキーボードの間などで発見するたびに憂鬱になったものの、長いこと使い続けました。
ああ、そんなことはどうでもいいか。
「Oyster Bar」牡蠣も美味しかったけど、サービスも良かったです。
ウエイトレスの女の子たちの愛想もよく、他のお客さんたち全員帰ってしまった後に、何もオーダーせず居座る私たちを追い出しもしませんでした。
おばちゃん、長居しちゃってごめんなさいね。
(ここで謝ってもな・・・)
皆さんもぜひオーストラリアの牡蠣を味わってみてください。
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