先週の続きです。

 

~前回のあらすじ~

スポーツにあまり詳しくない協会員(中年)がオーストラリアで人気のスポーツについて紹介したのだが、AFLとラグビーリーグ、ラグビーユニオンがごちゃ混ぜになった上に、スポーツのことはあまり触れずに裸のおっさんの話が半分以上占めてしまった。

先週の話はこちらから

 

そうそう、AJANTの美魔女ちゃんNo.2が「AFLのことを載せるなら私の愛しのBenのことを載せて欲しかった!彼はこれから12カ月刑務所に入るけど・・・」と、懲役を食らった夫を待つ極妻のようなことを言うので、はい、Ben Cousins です。

 

 

優れたプレイヤーで、トップ50プレイヤーのリストに入り。まだ学生の頃にその才能を認められスカウトされて、みるみる人気、実力ともにAFLのトップスターに。

しかし、ドラッグに溺れていき、2010年に引退。その後、シャブが抜け切れず、元彼女に50m以上近づくことが禁止されていたにも関わらず、元カノを待ち伏せしたりしてお縄となりました。

 

私は見たことないのですが、友人曰く、「すげえ選手だった。カリスマも抜群だった!」と言っております。美魔女ちゃん、ダーリン早く出てくるといいね!

 

オージーらしいスポーツと言えば、Footyだけではありません。

 

結構な人数のオーストラリア人が「キング・オブ・スポーツはクリケットに決まっとる!」と怒るかもしれません。

 

クリケットって日本でほんっとに馴染みがないですが、世界でも競技人口第3位を誇るスポーツだそうで、日本で人気のある野球よりよほど人気が高いのです。

 

クリケット・・・。野球に似て、全く似てないもの、それがクリケットです。

 

バットがあって、ボールを投げる人がいて、そこまでは一緒なのですが、野球のようにストライクがなくて、代わりにボールがバッターの後ろにある棒切れ(スタンプっていう)に当たったらアウトです。

フォアボール(四球)もないので、バッターがいつまでも、いつまでも粘ることもありです(ゲーム様式によるけど)。

 

ゲーム形式も色々で、1日いっぱいかかるゲームから3時間程度で終わるトゥエンティ20(120球の投球から、どれだけ点数を稼げるか競うゲーム)などというものまであります。

1日ゲームにはティータイムっていう優雅な休憩時間まであります(小指立てて紅茶飲んでるかと思いきや、お食事タイムでした)。

 

 

紳士のスポーツというだけあって、選手にタトゥー率がFootyよりも圧倒的に低いのも特徴です(ユニフォームで見えないだけかもしれないけど)。ファンの応援の仕方も随分違いますね。

 

AFLのファン

 

クリケットのファン

 

しかし、何と言っても言っても究極は、5日間で1ゲームとするテストマッチでしょう!

クリケット愛好家はこのテストマッチがクリケットの王道と言って譲りません。

もう一度言いましょう。5日間で1ゲームですよ。見る方にとっても、プレイヤーにとっても、朝から晩までクリケットやって、あーあと4日あるのかーって、何の罰ゲームって話ですよ。

 

こちとら「残った、残った!」って言いながら、でも20秒も残らないゲームを国技とする国から来てるんだよ!

 

さらに前述の通り、クリケットでは優れたバッターは3時間くらい打ち続けたりします。クリケットを見てて、当然ながら寝てしまって、起きた時にまだ同じバッターが同じ雰囲気で打っていて、デジャブ(※ある光景を見てそれを前にも見たこと があると錯覚する現象)かと思ったよ。

 

ハウスメイト、友達、あるいはパートナーが酔狂にも「クリケット見ようぜ」などと言い出して、もし選手たちが白いポロシャツ、白いセーター、白いパンツを履いていたら、トイレに行くふりをするか、緊急の電話がかかってきたふりをして、すばやくその場を立ち去りましょう。白いユニフォームはテストマッチのサインです。5日間拘束される前に全力で逃げないと!実際、ルールを理解してじっくり見ると面白いんです。しかし忙しい現代人としては、5日間テレビの前に座ってスポーツ見てる時間はどこにもない。)

 

クリケットはルールも複雑で、その上、スレッジングという奇妙な暗黙の了解があります。スレッジングとは、敵のプレイヤーが試合に集中するのを邪魔するため、こっそりと近くにいる敵プレイヤーに何か囁くことなんですね。

 

何を囁くのもいいらしいけど、悪口などは下品とされ、冗談などが良しとされてます。

 

ウソみたいな話だけど、本当です。

 

え?一発ギャグ?

試合中にギャグセンス試されてる?

 

選手の中には絶対いいスレッジング(ギャグ)を考えてて試合に集中できない人や、渾身のギャグを放ったけどスベっちゃって、調子狂っちゃう人いるはずだよ!

 

ちなみに私の友人がやってる地元のクリケットリーグで、おっさんプレイヤーが若い、まだ18歳のプレイヤーに、「ママが恋しくなったか~い(からかい)?」的なスレッジングをバッティング最中に囁いたら、若いプレイヤーはいきなり涙目になって、走って帰ってしまったらしい。

呆然とするおっさんプレイヤーに

 

 

もうね、注意必要。

ギャグセンスと下調べと注意が必要なわけです。

 

ついでに全然関係のない話をしますと、ずっと昔に、新年明けの同窓会へ行ったのですが、その時に隣に座った、全く親しくない元同級生(男性)に「どうよ、最近?」って聞いたら、ものすごく沈んだ声で途切れ途切れに、「・・・おととい新年・・・会で酒一升飲んで、血を吐いた・・・」って言うので、(え、この人、大丈夫?)と、驚いたのだけど、そこは無理に明るく、そっかー。まあ、どんどん吐いて行こう!酒で死ねれば本望よ!とか、適当に調子のいいこと言ったら、反対側にいた同級生が真っ青な顔して、私の手を引いてトイレに行き、

 

 

「おと」と「しん」だけ合っててもなー!

 

調子のいい自分が1000%悪いのですが、久しぶりの同窓会でいきなり弟さんが亡くなった話はなくないですか?

平謝りする余裕もなくて、こそこそ帰りましたよ。

 

ホント、口は災いの元ですね。こんなスレッジングだと、かえって自分がダメージ受けちゃって、試合どころじゃないっていうね。

 

うまいスレッジングは funny cricket sledging とかググればいくらでも出てきます。

(クリケット分からないと、全然面白くもなんともないけど)
 

他にも、ネットボールというバスケットボールのような競技もオージー女性に人気があります。背の高い女の子は大抵ネットボールを人生のどこかでやって、どっかのタイミングで膝か踵を悪くしてます。

ネットボールはドリブルがないこと、ボールを持った選手に接触できないことなどがバスケットボールとの大きな違いです。

接触事故は少ないものの、急に止まったり、走ったりするのでどうしても体に負担がかかってしまうとのこと。

見ていると、パスだけなので、ものすごく早いスピードでゴール前までボールが運ばれるのですが、そこから全員がピタリと止まり、シュートを待ちます(ボールを持った選手に接触できないため)。そのギャップがなかなか面白い。

 

もちろん日本でもお馴染みなテニスやサッカー、マイナーにお馴染みのビーチボール、サーフィンなども人気があります。

全豪オープンテニスなどは結構な人数が見ていて、職場でもその話になったり、近所にある無料のテニスコートがその辺りには一時期混み合います。

オージーの友人に「ヘイ、ユニクロ!」って言われたりして驚きましたが、錦織選手のユニフォームだったのね。

 

(ユニクロ、ダーウィンに来てくれないかな・・・)

 

またまた長くなってしまいました。これを読んでオーストラリアのスポーツに興味が沸く・・・ことはないと思いますが、何かの足しになれば幸いです。

 

スポーツ繋がりで・・・来る5月7日の日曜日、ダーウィンシティで子供の日のイベントをやります。

 

せっかくの野外でのイベントなので、子供たちが楽しんで参加できる様々なアクティビティを企画してます。

ちびっ子たちの活躍を見たい人はぜひいらしてください!

 

子供の日の詳細はこちらまで

 

こどもの日イベントもボランティアも大募集中です。

メールでご連絡ください。

 

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