今回の戦利品は、Cobolti&Lieska&ボウルですがもう1点。
ヘレナ・テュネルの本(…というよりブックレット的なもの)
『Helena Tynell -Rakkaudesta Lasin-』です。
表紙に登場しているのは、
彼女の代表作、Aurinko Pullo(アウリンコ・プッロ)です。
大きいサイズのものですね。
我が家には一番小さいサイズのものが3個あります。
本ブログで取り上げた記事はこちら。
Riihimäen lasi(リーヒマエン・ラシ/リーヒマキ・ガラス)で、
1964年から1974年まで製造された人気シリーズです。
4サイズ(125mm、170mm、230mm、320mm)展開されています。
製造年については、諸説ありますが、
割と信頼に足る情報ソースでは、上記の記載となっています。
(例えば、designlasi.com)
Aurinko Pulloが特にフォーカスされた内容ではありますが、
彼女の他の作品についても様々な情報が載っています。
ヘレナ・テュネルは、Riihimäen lasiのアート部門が閉鎖された1976年、
Riihimäen lasiを退職し、ドイツに活動の場を移します。
その後、1986年にフィンランドに戻り、
2016年に97歳の生涯を終えるまでフィンランドで過ごします。
ヘレナ・テュネルの旦那さんは、
照明や家具のデザインで知られるPaavo Tynell(パーヴォ・ティネル)。
Sokos Hotel Vaakunaには、
彼がHotel Vaakunaのためにデザインしたライトが残されていました。
ガラス美術館が発行している本書は15ユーロで、
ヘルシンキのデザイン博物館のミュージアムショップで購入可能です。