ヘルシンキのデザイン博物館で開催されている

Collectors and Collections展に足を伸ばしました。

 

 

その名の通り、コレクターたちのコレクションを集めた企画展。

フィンランドのデザインプロダクツたちが一堂に会していました。

 

帰国日のフライト時間まで、という制限の中、

オープンと同時に入場し、そのまま企画展に向かったため、

誰もいない博物館…という贅沢な時間を(短時間ではありましたが)過ごしました。

 

 

さて、まずは、陶器やホーローのお部屋に。

 

 

やはり有名コレクターさんのコレクションは、

有名デザイナーによる、有名な作品が、状態のよい形で収集されています。

 

 

FINEL社のライヤ・ウオシッキネン(Raija Uosikkinen)デザインの

騎士(Ritari)シリーズ。

 

こちらはピッチャーシリーズ。

 

 

我が家にあるプロダクトを見つけて喜んだりしていましたが、

ピッチャーにこだわってこれだけ集められたコレクター魂に感服。

ピッチャーの2個目を購入する際に、

「1個で十分かな…」とさんざん悩んだ自分が小さく思えます…。

 

 

ムーミン・コレクターさんのコーナーも。

レアものから…

 

 

定番モノ…

 

 

そして、みんな大好きムーミンマグ全コレクションまで。

 

 

ただただ、壮観です。

 

そして、たくさん観ることができたのは、

昨年亡くなられたオイヴァ・トイッカ(Oiva Toikka)の作品。

 

おなじみのバードたち。

 

 

 

そして、ロリポップ。

 

 

ロールストランド社から発表されたシリーズ。

マルチカラーで素敵ですが、お値段も素敵…なシリーズです。

 

 

そして、個人的に圧倒されたのは、Annual cube sculptureたち。

 

 

 

 

 

 

 

番外編…

 

 

圧巻でした。

 

ガラス好きには、他にもたくさん。

テーブルウェアから…

 

 

 

アートガラスまで…。

 

 

 

 

さらに、テキスタイル類も。

ドラ・ユング(Dora Jung)の鳥たち。

 

 

鳥…と言えば、こちらの鳥…

 

 

ビルゲル・カイピアイネンのビーズバードも。

 

 

本当に名品づくしで、目の保養になります。

会場のあちこちには、「コレクター魂」的なものの説明も。

 

 

最初は、緩いつながりで収集していたコレクションが、

後に、特定のテーマ(素材、パターン、デザイナー、時代など)を持つようになる、

というのは、コレクターあるあるですね。

 

とても楽しい企画展ですが、2020年3月15日迄だそうです。

近隣にはアンティークショップもたくさんあるので、

併せて訪れるのもおススメです。

 

Design Museum

Korkeavuorenkatu 23

大人:12€