例年になく、桜を長期間楽しむことができている今年の春。

散り際になって、ようやく、初桜餅です。

 

 

桜餅だけではなく、「花より団子」なみたらし団子も。

 

最初は、色味や柄など、春らしいお皿を考えたのですが、

むしろ、ザ・桜餅、ザ・みたらし団子的に、

和菓子群を引き立たせるシンプルなお皿を、ということで、

Oma(オマ)のスクエア・プレートにしました。

 

 

Omaのフォルムを手掛けたのは、ハッリ・コスキネン(Harri Koskinen)。

2007年から2011年まで製造されました。

コスキネンらしい、シンプルかつ柔らかなラインが美しいシリーズです。

私は、特にこのシリーズのプレートのフォルムが好きで、

このスクエアプレートのほかに、ガラスプレート、ピッチャーを持っています。

(ちなみに、Omaのロゴも好きです。)

 

シンプルさゆえに、一見、値段を高く感じられる方も多かったのですが、

細部までこだわりが見られる繊細なラインや質感は、

それに見合うものであると思っています。

 

さて、これに合わせるカップ&ソーサー、

白には白、という選択もありましたが、

ここは、あえてのイエロー。

 

 

本当は、桜餅なので、ピンクにしたかったのですが、

我が家はピンクの器がないので…。

Resedaも考えたのですが、割と繊細なフォルムなので、

器の質感を考えた時に、TEEMAの方が相性がよさそうということで、

こちらにしました。

 

こうやってあれこれ考えるのもなかなか楽しいです。