「最近、掘り出し物的なものはほとんどない」と書きながら矛盾するようですが、

今回の自分へのお土産(…都合の良い言い方ですが)は、

「掘り出し物」だと思って購入したものです。

 

カイ・フランク(Kaj Franck)のKF245です。

 

 

ネットや書籍の一部では、

Hyrrä(ヒュルラ)と紹介されていることもありますが、

カイ・フランク本では、KF245となっているので、KF245ということで…(^^;)

(ガラスものは、いまひとつ自信がありません…。)

 

こちら、ベース(花瓶)とされていますが、

オブジェ寄りのものだと思っていたのですが、

街中で、一輪挿しとして使われているのを見て、

意外に華が映える花瓶だということに気づいて以来、気になっていたものです。

 

単色のように見えますが、脚の部分の真ん中あたりの突起部は、クリアです。

 

 

こちらもヘルシンキのキルップトリで45ユーロで売られているのを見つけました。

この値段ゆえ、シールはなく(シール跡はありました…)

花瓶として使われていたことがわかるような状態でしたが、

持ち帰り、ぬるめのお湯で洗うと、そこそこの状態になりました。

 

 

裏には、Nuutajärvi Notsjö(Nuutajärviのスウェーデン語表記)のサインが。

 

 

ガラス物については、

自宅の出窓にカラー・ガラスのアイテムを並べたいと、

ずっと緩く探していたのですが、

「少し高さのあるものがいい」とか、

「今あるものとのバランスを考えてブルー系がいい」とか、

いろいろと条件を付けているうちに、ハードルが高くなり、

なかなか「これは!」というものにめぐりあえずにいました。

 

渡芬の際には、必ずひとつは、

ヴィンテージものを買って帰ることにしているのですが、

主に滞在したタンペレでは、これというものを見つけることができなかったので、

今回は無理かも…と、諦めていたのですが、

あきらめ半分で帰り際に立ち寄ったヘルシンキのお店で出会いました。

 

TEEMAのスクエアプレートとKF245、

期せずして、カイ・フランク祭りになりました。