今回、ラッペーンランタでは、Scandic Patriaに宿泊しました。

 


土地勘がなく、立地の良さなどがわからないので、
とりあえず、予算内で評判の良いところにしてみました。
北欧のホテルチェーン、スカンディック系列ということもあり、
典型的なフィンランドのローカル・ホテルの趣ですが、

港や砦など、観光地からすぐということで、

朝晩のお散歩がとても楽しかったです。

到着したのはお昼過ぎ。

本来、チェックインは15時なのですが、
部屋に空きがあったので、すぐ通していただけました。本当に有難い!

お部屋は、スタンダードなつくり。
さほど広くはありませんが、スペースは十分です。



近頃は、ワーキングデスク前に

薄型テレビが備え付けられているパターンが主流ですが、
こちらは、背を向けるタイプでした。



バスルームは、こちらもシャワーのみ。

 


アメニティも最低限で、
備え付けタイプのシャンプー、ボディシャンプー、ハンドソープのみ。

(FACE Stockholmのもの)

 


とはいえ、フィンランドならではのものも。
備え付けの栓抜きとタオル乾燥機(?)です。

 

 

ただのハンガーと見せかけて、

電気で(おそらく)温められており、乾きやすくなります。

最近、フィンランドのホテルから消えつつあるものですが、あると安心します。
特に、洗濯をした際にすぐ乾くので、有難いです。

こちらのウリはバルコニーがついていること。

 


残念ながら、裏側の部屋であったので、ビューはイマイチでしたが、
表側の場合、砦や港方面のビューになります。

 



さて、朝食も典型的なフィンランドのビジネスホテルの朝ごはん。

 


こちら特有のものを一つ見つけました。
リハ・ピーラッカ(ミートパイ)です。
ミートパイに、玉ねぎやピクルス、ハム、卵をはさみ、
ケチャップやマスタードなどをかけて、頂くようです。
ハンバーガー風に、ペーパーも用意されています。

 



これは、ピロシキでしょうか。
ロシア国境近くであるラッペーンランタらしいメニューであるのかもしれません。

さて、このホテルへのアクセスですが、
駅からは2キロ弱なのですが、かなり勾配が激しいうえに、
石畳の道もあるので、徒歩はおススメしません。
ちなみに、私は、行き当たりばったりでしたが、バスで移動しました。
クマが描かれた可愛らしいデザインのSavonlinjaのバスのうち、

3番と5番が駅から街の中心に向かいます。
ローカルバスの路線情報を事前に把握していなかったので、
とりあえず、Keskusta(ケスクスタ:街の中心)と告げ、
それが意味するKoulukatu(コウルカトゥ:学校通り)のバス停で降りました。

Koulukatu(コウルカトゥ)のバス停は
街の中心にあるARMADAと呼ばれるショッピングセンターの前辺りです。
ホテルまでは、そこから石畳の道を真っ直ぐに進めば、
5分かからない程度でした。

通常は、3.2ユーロ、土日と平日の夕方以降は2.5ユーロでした。

節約派にはこちらがおススメです。

 

ちなみに、このホテルの隣に、アンティークショップが2軒並んでいます。

 

 

 

どちらも平日の日中のみということで、

ご縁がなかったのですが、

ショーウィンドーから見た中の様子はなかなか充実した品ぞろえでした。

但し、値段もなかなかのものだったので、

時間があっても、縁がなかったと思います…。