このところ、行くたびにレイアウトが変わる
アカデミア書店。
その中で、変わらぬ雰囲気を醸し出し続けてくれているのが、
Cafe Aalto(カフェ・アアルト)です。
セルフサービス中心のフィンランドのカフェで、
テーブル・サービスを今もなお続けているところでもあります。
フィンランドで、テーブル・サービスのカフェというと、
こちらと、カフェ・エクベリのイメージが強いです。
本探しをした後、チーズケーキとカフェオレで一休み。
初めてアカデミア書店に来た時、
その規模や、置かれている本の多様性を見て、
人口500万人という小さな国でありながら、
外国文学などの翻訳書が充実していること、
読書文化が成熟していることに、
強く感銘を受けたことを思い出します。
拡張を続けていたアカデミア書店も、
オンライン文化の発展と、
それに伴う活字文化の衰退の影響を受けるかのように、
書籍部門のスペースがどんどん減っています。
運営会社も、海外の企業に代わったようで、
サービスのありようも、大きく変わりました。
カフェ・アアルトは、
そんなアカデミア書店の2階の片隅で、
今も変わらず、憩いの場を提供してくれています。
1階にスタバが入りましたが、
一息入れるなら、やはりこちらで。