再びフィンランドにやってきました。
今年は何かとご縁があります。
ヘルシンキでは、Hotel F6に宿泊しました。
いつもならば検討する価格帯のホテルではないのですが、
某予約サイトで「シークレットプライス」として、
お得なお値段で出ていたので泊まってみることにしました。
エントランスを入ると左手にレセプション、
右手にレストランがあります。
(下の写真は中側からみたものです)
お部屋に進むには、中庭を通っていきます。
ゆとりのある中庭がホテルの特徴のひとつでしょうか。
屋根つきのソファスペースがあったり(冬は寒いですが…)、
屋根のない人工芝(?)のお庭も。
シンボル犬のRunarくんがうろちょろしていることも。
朝食を取るためにレストランに行く際にも、
レセプションに少し用事がある際にも、
外に出なくてはいけないというところがやや難点ですが、
(冬の寒い日や天気の悪い日など)
何となく特別感があるのが良い点でしょうか。
お部屋はこちら。少し広めのお部屋にして頂けたようです。
こちらの椅子も、見かけ以上に座り心地が良く、
一旦座ったら立ち上げるのが嫌になるほどでした。
ただ、広いお部屋に慣れていないせいか、
スーツケースを開く時も隅の方で作業してしまう有様です。
最後までスペースを上手に活用できませんでした…(^^;)
お部屋の照明は全体的にムーディ。
寛ぐのには最適な一方、
仕事をするには少し暗いかもしれません。
日本の照明が明るすぎるのかもしれませんね。
ワーキングデスクも奥行きがあまりないタイプのもので、
簡単なメモや作業には十分でしたが、
資料を広げて、PCで作業をするには少し狭めでした。
(ビジネスホテルではないので当たり前かもしれません。)
テレビを見ながら仕事…というには配置が真正面すぎたので、
テーブルを少しずらして、作業をしました。
新しいホテルのレイアウトは、このタイプが多いです。
そして、バスルーム。
こちらの照明もスタイリッシュ。
バスタブ付のお部屋をリクエストしましたが、
すべてシャワーのみということでした。
湯量は十分、広さも十分。快適なシャワーでした。
アメニティもフィンランドのホテルとしては、
かなり充実しています。
シャンプー、リンス、ボディシャンプー、ボディローション、
ソープ、ヴァニティキット(綿棒、コットン)
スリッパや、ワッフル生地のガウンも。
電気ポットがあるのも嬉しいです。
朝食は、1階のレストランで。
こちらも、スタイリッシュなスペースです。
お皿やボウルはすべてmarimekkoでした。
朝食は、ホットミールは少な目。
ポリッジくらいであったように思います。
正直、「朝は温かいものが食べたい派」ということもあり、
少し残念に思っていたのですが、
食べてびっくり。ひとつひとつがとても美味しかったです。
特におススメは、カレリアパイ(karjalanpiirakka)。
温かいパイにエッグバターを塗って頂くと、本当に絶品!
クロワッサンや、スモークサーモン、フルーツ類も、
美味しく頂きました。
スタッフの方もいつも笑顔で対応して下さるので、
とても居心地が良かったです。
全体的には、同じエリアにある
Hotel HavenやHotel Fabianなどと似た雰囲気を感じました。
中央駅からホテルまで公共の交通機関を使う場合は、
2番のオリンピアターミナル行きのトラムの、
マーケット広場(Kauppatori)の停留所が一番近いです。
そこからホテルまではすぐですが、石畳の道が、
スーツケースを持って移動する身にはなかなか辛いです。
荷物が少なめの方には全く問題ないと思いますが、
スーツケース派の方はタクシー移動の方がおススメです。
(特に冬場)
お客さんは、観光やレジャー等目的という方が中心。
ビジネス目的風な人は少なめでした。
確かに、
■平日の朝食時間が遅め(7時~)であること、
■お部屋が仕事向きではないこと、
■ファイルを印刷する際、フロント宛にメールで送り、
印刷してもらう必要があること
など、ビジネス用には不向きな点もあるように思います。
ゆっくりと休暇を楽しみたい、観光を楽しみたい方には、
寛ぎを与えてくれる「特別感」のあるホテルだと思います。