今回は、めずらしく現行品も購入しました。
今月末、アラビア工場が閉鎖してしまうため、
最後かもしれない「Made in Finland」のアラビア商品、
アラビア工場のショップでしか買えない商品、
を最後に(?)購入しようと決めていたためです。

2002年にハンドペイントの商品が姿を消し、
生産国が東南アジアなどに移され、
国内生産品が年々減少していたことを考えると、
いつか来るこの日、であったのかもしれません。
細々とでも続いていって欲しいと思っていたのですが…。

ハンドペイント部門とともにArabiaを代表するシリーズ、
ヴァレンシアが姿を消したように、
アラビア工場の閉鎖と共に、人気シリーズ、
Runoルノが、2015年12月をもって廃番となりました。

ヘルシンキ市内のショップなどを覗いてみると、
これまでルノと同様に国内で生産されてきたParatiisiなどは、
既に国外での生産がスタートしている模様。

…ということで、
アラビア工場、Made in Finlandのアラビア商品とともに、
姿を消すRuno(ルノ)シリーズを購入することにしました。

しかし、既に廃番となってから3か月。
ヘルシンキの街のショップからはほぼ姿を消していました。
すっかり諦めていたころ、たまたま立ち寄った、
ヘルシンキ大学図書館の下に入っている量販店、
コディンウッコネン(Kodin 1)で、
ルノの26cmプレートのうち、
サマーレイとオータムグローがセールになっていました。
20ユーロ!…ということで、オータムグローをゲット。


オータムグロー




その1枚で終えるはずだったのですが、
その後、訪れたアラビアファクトリーのショップで、
今度は、スプリングドロップとウインタースターが
セールで15ユーロ!
2か所のセール品を合わせれば4枚揃う!ということに気づき、
2枚ゲット。
他にも購入したものがあったので、
40ユーロオーバーとなり、タックスフリーでさらに割引!

スプリングドロップ



ウインタースター


再び、コディンウッコネンに戻り、
サマーレイをゲット。

サマーレイ



そして4枚揃いました。



同じ柄で複数毎購入することも考えたのですが、
パーティ用などに、大皿料理を、
同シリーズ異種柄のお皿に盛るのも良いかなと思い、
4枚セール品で揃うのも運命!と決心しました。

それぞれしっかり紙梱包し、
ダウンコートでぐるぐる巻きにしたうえで、
スーツケースの中に。
荷物を預ける際にFragileタグをつけていただきました。
重たい書籍も中に入っていたので、少々ドキドキしましたが、
無事に持って帰ってくることができました。



お皿に"Made in Finland"表示があるわけではないのですが、
シールに表示。



Runoは、"Made in Finland"表示のまま
その歴史を終えましたが、
継続されているシリーズは、
"Made in XX Desgin in Finland"
という表示になっているようです。