秋が来ると、白×青系食器が少し寒々しく感じるようになります。
そんな時には秋冬向きの食器が欲しいな…と思うのですが、
なかなかコレクションは増えません…。

秋冬の雰囲気を持つ数少ないコレクションのひとつが、
アンヤ・ヤーティネン=ウィンクィスト(Anja Jaatinen-Winquist)の
カイラ(Kaira)です。



ヤーティネンが手掛けたMモデルに、
自らデコレーションも施しています。
1969年~1985年まで製造されているので、
アラビアを代表する息の長いモデルのひとつと言っても過言でないと思います。

アンティークショップやフリーマーケットでは
セット売りされていることが多く、
フィンランドの家庭で愛されてきた様子がうかがえます。

「Kaira」はフィンランド語ではドリルや錐、といった意味があるのですが、
女性の名前でもあります。
アラビアのシリーズには女性の名前が付けられていることも多いので、
このシリーズの名前の由来は、後者からとったものだと思います。

このシリーズの良いところは飽きのこないデザインと頑丈なつくり。
普段使いにぴったりです。

今日は、日本茶とわらび餅のティータイムに
マグとシュガーポットを使ってみました。
取り皿は、runoのミニプレート。

kaira2


北欧モノで秋冬向きのお皿というと、
ruska(ルスカ)あたりが定番なのでしょうか。
素敵な秋冬物のお皿にめぐりあいたいです。