お盆用のお遣い物を買いに出たついでに、
夏目漱石の「吾輩は猫である」にも登場するお団子屋さん、
根ぎし・芋坂の羽二重団子で、ミニカップを購入。
お茶と一緒にいただきました。
 

prego1

ミニサイズのお団子に合わせて、
プレゴ(Prego)のデミタスカップで冷茶を頂きます。

フォルムデザインを手がけたのは
1992年にヘルシンキで設立されたデザイン事務所、
ムオトヒオモ(Muotohiomo)です。
ArabiaとPaulig(パウリグ)のためにデザインしました。

Arabiaは、説明の必要がありませんが、
Pauligは、フィンランドで(そしてバルト諸国でも)

シェア1位のコーヒーメーカーです。
PauligのラインのひとつJuhla Mokka (ユフラ・モッカ)では、

スペシャルパッケージのコーヒー缶のデザインを
新進気鋭のデザイナーに任せるなど、
デザインコンシャスな企業としても知られています。

そんなこともあって、このPregoは業務用の扱い。
カフェやレストラン、ホテルなどでは見かけても、
一般向けには販売されていませんでした。
…が、直営店ではちょくちょく見かける品でもありました。
(企業用に製造したロットの余りか何かと思われます。)

持ち手付きのものも見かけるのですが、
我が家にあるのは持ち手なしのシンプルなもの。
デミカップと通常のカップがあります。
サイズの違いはこんな感じです。
 

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このPregoの特徴はなんといってもUFOのようなフォルム。
 

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異様に深いソーサーとシンプルなカップ、
双方とも単品でも使えそうです。

ちなみに我が家は、茶わん蒸し用と化しています…。

<8/14追記>

Pregoのカップ、ソーサー単体での形はこんな感じです。

コーヒーカップ&ソーサー
 

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カップの形が市販されている茶碗蒸しの
プラスチック容器に若干似ている…とはうちの家族の言です。

続いて、デミタスカップ&ソーサー
 

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コーヒーカップと比較すると形が少しシャープです。
 

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ソーサーも、デザート皿や前菜用などに使えそうな、
個性的なデザインです。