昨日のValenciaとブルー&手彩色つながりということで、
グンヴォル・オリン=グロンクビスト(Gunvor Olin-Grönqvist)の
Köökkiシリーズのソルト・コンテナです。

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こちらは、今年1月にフィンランドに行った際、
Kirppis(常設フリーマーケット)で購入しました。
こちらの記事でも取り上げていたものです。

Köökki(クォーッキ)とはキッチンのこと。
知らない単語であるのみならず、
辞書にも載っていないのでしばらく?だったのですが、
キッチン(keittiö:ケイテッィオ)の別称だと教えていただきました。
その名に相応しく、このソルト・コンテナをはじめ、
カッティングボード、レモン絞り器、
バターケース、ソースパン、ソルト・スプーン、
カトラリーレスト、チーズドーム、
ソルト&ペッパー、調味料ボトルなどなど…。
テーブルを豊かにするアイテムが揃っています。
 

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デコレータのグンヴォル・オリン=グロンクビストは、
KosmosやFructusなど、
渋めかつ大胆なデザインで、
60年代~70年代の黄金期を担ったデコレータのおひとり。
我が家には、ミニイヤープレートがあります。

このアイテムの魅力は何といっても、
陶器の美しい白と色鮮やかなブルーと、
チークの蓋のコントラストです。

チーク材もいい色味です。
カタログ(復刻版)では、もっと明るい色なので、
時を経て、味が出てきたということでしょうか。
時間とともに変わりゆくさまを楽しめるのは、
木材ならではの魅力ですね。
 

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塩を入れるとカチカチになってしまうので、
今のところ、「飾り」となってしまっていますが、
何かを入れてみたいところです。

 

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