昨日のブログを書くために作品とデザイナーを確認しようと
久しぶりにArabia本を引っ張り出してみました。
これを読んでいると、
Kurt Ekholm(クルト・エクホルム)という人が、
いかにArabiaにとって、フィンランドデザインにとって、
重要な人物かということが分かります。
アラビアにアート・デパートメントを設立したことや、
シンプルかつ実用的な食器をデザインしたこと…
そこには今につながるArabiaの歴史の源がありました。
エクホルムのAHシリーズ(書籍「Arabia」より)。
カイ・フランクのKIlta(キルタ)などに繋がる流れが
確かにあるような気がします。
久しぶりに読み返していたら、
Raija Uosikkinen(ライヤ・ウオシッキネン)のページで…
気になる写真を発見。
見えにくくてごめんなさい。
キャプションをみると、
「若いカップル向けに厳選した
ヴァルツィラアイテムセット」
ヴァルツィラは、当時、Arabiaが翼下に置かれていた、
エネルギー系の有名企業の名前です。
このカップル仕様のキッチンツール&食器セット、
醸し出すオシャレ感が半端ではありません…。
ライヤ・ウオシッキネンのAliに(フォルムはカーリナ・アホ)
ヌルメスニエミのポットに、
カイ・フランクのキルタのソルト&ペッパーに
ウッラ・プロコペのリエッキに…
と、名品揃いのラインナップです。
それにしても、Aliはいくつあるのでしょう…