前回、ブログで取り上げた
iittalaファクトリー・リニューアルのニュース。
以前はどんなだったかしら…と気になって、
昔の写真を引っ張り出してきました。
私の手持ちの写真で一番古かったのが、
12年前の写真。

まずは、iittalaガラスセンターのサイン版。
サルパネヴァ考案のiマークと
アアルト・ベースのフォルム。
iittalaの2大シンボル!

 

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そして、見えてきた外観。
リニューアル後に比べると素朴な印象です。

 

 

 

 

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iittalaガラスセンターには、
当時、いくつかの建物があり、
アウトレットショップやミュージアム、
その他の小さなショップなどが、
まるで、小さな村のように点在していました。

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やはり一番楽しかったのはガラス・ミュージアム。
このころは写真OKだったのですが、
今は、どうでしょうか…
(ちなみに、アラビアミュージアムはNGです)

建物は、こんな雰囲気。
素敵ですよね。

 

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そして展示品の数々。
iittalaの歴史が詰まっています。
お客さんがほとんどいなかったので、
ゆっくり、のんびり廻れたことは
しっかり、はっきり覚えています。
フィンランド・ブームの夜明け前の時期、
とでも言ったところでしょうか。

こちらは別館で、当時特集展示をしていた作品。
幻想的で素敵でした。

 

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そして、見終わった後には
ガラスセンター内にあるレストランでお食事。
サーモンスープ(Lohi keitto)も、コーヒーも
ガラスの器。
さすが、ガラスセンター!

 

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…と、回顧してみました。

7年ほど前に再訪しているのですが、
その際には、事前予約をして
スタッフの方に案内していただきました。
ツアーの後、ショップの割引券が頂けるのも嬉しいです。

このところ、食器集めにおいては、
セラミック中心のコレクションになっていますが、
ガラス製品の美しさにも惹かれます。

その美しさゆえか、ガラスという素材の儚さゆえか、
(アートピースが多いということも一因だと思いしいますが)
セラミックよりもお高めな値段設定になりがちなガラス。

なかなか名作を手元に…とはなりません。
だからこそ、ミュージアムでじっくり目の保養をしてみたいものです!

iittalaファクトリーは、公共の交通機関で行くには、
少し不便な場所にあります。
私は、タンペレから高速バスで行きました(35~45分くらい)。
バス停を降りてから少し歩きますが、
季節の良い時期であればそれもまた楽し、です。

ちなみに、ヘルシンキ-タンペレ間の高速バスには、
途中、iittala(イイッタラ)とRiihimaki(リーヒマキ)という、
ガラス製品ファンの心をくすぐる2つの町に停車する路線もあります。

新しいファクトリーもいつの日か訪問してみたいです。