「フィンランドの建築家・デザイナーで連想する人は?」
と問われたなら、多くの人が、
「アルヴァ・アアルト」という名を挙げるのではないでしょうか。
ヘルシンキの街を歩いていると、
ここそこでアルヴァ・アアルトが設計した建物に出会います。
そんなアルヴァ・アアルトがデザインしたものの中で、
「おうちに持ち帰ることができる」代表的な作品の一つが、
Savoy maljakko(サヴォイ・ベース)ではないでしょうか。
ヘルシンキ市内のレストランSavoyで使用されていたため、
そのように呼ばれていますが、
最近は、"Alvar Aalto Collection"のベースとして
展開されているようです。
ちなみに、私が持っているのは、
一番小さいサイズ(高さ9.5cm)のもの。
色は、コバルトブルーです。
11年前に購入したものです。
普段は、アートフラワーのすずらんを飾っています。
(ちなみに手前の絵皿はライヤ・ウオシッキネンのもの)
「花瓶」と呼ばれつつも、街の中では、
様々な用途で使用されており、
フィンランドにおけるこの作品の浸透度、
そしてアアルトへの敬愛が、伝わってきます。