夏の旅行シーズン…ということで、

フィンランドのホテルを紹介するシリーズをお届けしようと思います。

まずは、首都ヘルシンキから。


フィンランドを訪問される方からよく聞かれるのが、

「ホテルはどこがいい?」という質問です。

見るポイントによって順位付けが変わってくるので、

「ここが一番!」とはいえないのですが、

「お気に入りのホテル」はいくつかあります。


今日ご紹介するRadisson Blu Royas(ラディソン・ブルー・ロイヤル)は、

お気に入りホテルの一つです。


外観は、フィンランドのホテルとしては、かなり近代的な印象。




朝ごはんは、Radisson SAS時代から定評がありましたが、

Radisson Blu移行後も、充実振りは健在です。



お部屋もフィンランドのホテルらしく、ゆったりしています。

(同系列のPlazaより広いと思います。)


以前は、イタリア風、北欧風、オリエンタル風の3タイプのお部屋がありましたが、

現在は、北欧らしい、すっきりとしたインテリアです。


ちなみに、最初に宿泊したときには、

奇妙な仏像風オブジェの置かれた「オリエンタル部屋」をあてがわれたのでした…。


サービスも、以前に比べると低下しているかな…という感じですが、

値段が大幅に下がったことを考えると、仕方がないですね。

但し、低下したとはいえ、フィンランドのホテルとしては、

かなり良いサービスであることは間違いありません!


このホテルの難点は、無線LANのスピードが遅いこと…。

部屋にもよるのだと思いますが、

仕事で利用するため、少しイラっとさせられることがあります。


また、このホテルのマイナスポイントとして、

しばしば指摘されることに、アクセスの問題があります。

これは、中央駅から歩くと10~15分ほどかかることに由来していますが、

駅から地下鉄にのってしまえば、たった一駅ですし、

ホテルは駅の真正面にありますので、

むしろ中途半端に歩かなくてはならないホテルよりは便利です。


私見ではありますが、実際に体験してみて、

Radisson Blu Royalよりアクセスが確実に良いと思ったのは、

Holiday Inn City Center(ホリデイ・イン・シティ・センター)

Sokos Vaakuna(ソコス・バークナ)

Hotelli Seurahuone(ホテル・セウラフオネ)

くらいです。


同じRadisson SAS系列では、Plazaの方が便利とも言われていましたが、

実際には、Kamppi(カンッピ・ショッピングセンター)へのアクセスや、

スーパーマーケット等へのアクセスを考えると、

(ホテルの周辺にも営業時間の長いスーパーが複数ある)

Royalの方がよいと思います。


そして何より、このところ、コストパフォーマンスがよいこと。

かつては、1室2万円台ということもざらであったこのホテル。

最近は、ユーロ安も手伝って1万円程度。

夏季や週末などはさらにお安くなることもざらです。


外食が高いフィンランドにおいて、

リッチなビュッフェスタイルの朝食が付いていることを考えると

超お得な料金設定だと思います。


ちなみに朝食はこんな感じです。




朝から食べ過ぎと言わないで…。

チャーハン(っぽい食べ物)が、

ごはんの醤油漬けっぽいところを除けば、

総じて美味しいです。



総括:

【プラスポイント】

朝ごはん、部屋の広さ、サウナ、コストパフォーマンス

【マイナスポイント】

インターネットの速度