ヘルシンキには個性的なホテルもいろいろあります。

外観のインパクトでは、1、2を争うのでは…

というホテルが、今日ご紹介するLinna(リンナ)です。


「お城」を意味するその名前の通りの外観です。




中も、フィンランドの古城のような雰囲気ですが、

お部屋は、割と普通。


…とはいえ、リノベーション直後だったので、

きれいでした。


ちなみにベットの上の、赤い枕はムーミン柄でした。



ヘルシンキのホテルは、シングルルームがほとんどないため、

1人で宿泊する場合も、

ツインやダブルのシングルユースの場合が多いのですが、

今回は、シングルのお部屋でした。


そのせいか、少し手狭な印象でしたが、

コンパクトにまとまっているせいか、さほど不便は感じませんでした。

フィンランドのホテルでは珍しく、電気ポットも置かれていました。



ただ、お部屋にバスタブがなかったのはちょっぴり残念。

こちらも、他のホテルと同様に、無料のサウナがあるので、

問題がないと言えば問題ないのですが、

以前、サウナルームにあったジャグジーもなくなっていたので、

(石が敷き詰められていました…)

ちょっぴり残念。


さて、朝食は…



どうも旧パレス系のホテル(GLO、Linnaなど)は、

値段と他のサービスに比して、食事がさびしいような…。

いつか、カンプにも泊まって、確認をしてみなくてはいけませんね。


とはいえ、味は美味しいです。

特に、ペストリー類は、いくらでも食べてしまいそう…。


アクセスに関しては、市内中心部には位置しているものの、

駅から徒歩10~15分ほどかかりますし、

トラム・ストップがホテル前にあるわけでもないので、若干不便です。


但し、ヒエタラハティのマーケットが近いので、

夏場に訪問されるアンティーク好きの方にとっては、

なかなか便利な立地であるかもしれません。

(夏場は屋外でも蚤の市が開かれています)



ホテル・リンナ総括:

【プラスポイント】

個性的な雰囲気、蚤の市が近い(サマーシーズン限定)

【マイナスポイント】

アクセスが悪い、バスタブ付きが少ない