このところ絵皿(=セラミックス)が続いたので、
今日は、少し気分を変えて、グラスをご紹介。
Alvar AaltoのPieni malja(ピエニ・マルヤ:ミニボウル)です。
Alvar Aalto-kokoelma(アルヴァ・アアルト・コレクション)の中の一品。
「ボウル」とされていますが、ボウルと聞いてイメージする形状ではないような…。
手前が98mmサイズのブルーベリーブルー、
奥が136mmサイズのウルトラマリンブルー。
ここでも廃番運(もしくは、デスノート状態?)が発揮され、
ブルーベリーブルーは既に廃番、
ウルトラマリンブルーも今年末で廃番予定です。
この「ボウル」が出たときには、
サイズも(特に小さいサイズ)手頃、お値段もまあ手頃、
(ベースは少し値が張りますし、嵩張ります。)
ということで、お土産になるなあ、と思ったものです。
これまでに、いくつ持ち帰ったことでしょう…。
持ち帰ったミニボウルたちは、
あるところでは、灰皿に。
また、あるところでは鍵置きに。
砂糖入れやオリーブ入れなどという、
おしゃれな使い方をしてくださる方も…。
それは、現地でも同じです。
少し洒落たレストランやカフェなどで、
様々な使われ方をしているアアルト・ボウルに出会います。
アアルト・ボウルの使い方に関して、私がこれまでで一番驚いたのは、
チョコレートムースの器としてレストランで出された時です。
しかも195mmの大きなサイズのボウルでした。
「こんなに大きなムースがデザート!?」という驚きと、
「アアルト・ボウルを食器として使う!?」という驚きとが混ざり合って、
すごく印象に残っています。
私は、そこまで大胆な使い方はできないので、
もっぱら観賞用(飾り)になっています。
最後にちょっとレア情報…。
ウルトラマリンブルーのボウル、実はダブルネームです。
どことのものだかお分かりになるでしょうか?
ユバスキュラ大学です。
キャンパス内には、本館を含め、アアルトが設計した建物があります。
知人からお土産に頂いたのですが、
アアルト×大学のコラボなんて、知的な香りがして良いですよね。
(日本の大学グッズもおしゃれにいきたいですね。)