今日ご紹介するホテルは、

「Seurahuone Helsinki」(セウラフオネ・ヘルシンキ)です。


アクセス解析をしていたところ、

このホテルの名を検索ワードとしてくださっている方が、

意外に多いことに気づき、取り上げることにしました。


一番最近の宿泊は、2008年ですので、

その際の情報をもとに記述します。


このホテル、長らく、私のお気に入りホテルの一つでした。

(これまでに3回宿泊しています)

その理由は、次の通りです。

1) 中央駅前にあり、Holiday Inn City Center、

   Sokos Vaakunaと並んで利便性が高いこと、

2) クラシカルな雰囲気が、ヨーロッパを感じさせてくれること

3) 一時期、比較的安価な価格設定がなされていたこと

4) 天井が高いので、ゆったりとしていたこと

5) 朝食会場であるレストランの雰囲気が優雅なところ


…と、良いポイントを並べましたが、

「ちょっと残念」なホテルでもありました。

せっかくの歴史ある雰囲気が、活かされていないように感じていたからです。


それも、近年のリノベーションで随分と改善されました。

以前は、シンプルなインテリアだったのですが、

クラシカルな雰囲気を活かすよう、

黒×金テイストが入った世界になりました。

お部屋にも飾られているクリムトの世界のような。





お部屋は、相変わらず天井が高く、

ゆったりとした雰囲気です。


もちろん、弱点がないわけではありません。

まず、水周りです。

リノベーションしてもやはり、

バスルーム&洗面スペースの古さは隠せません。


二点目は、壁の薄さです。

隣が空室であったり、静かな(一般的な)宿泊客であれば、

おそらく問題がないのだと思うのですが、

前回は、宿泊したうちの一泊のみではありましたが、

隣室が一晩中騒々しく、困ったことがありました。


これらは、歴史ある建物だからこその問題であるのかもしれません。

一方で、だからこそ良い!というところもあります。


特にお薦めは、朝食会場のレストランです。



シャンデリアのあるクラシカルな雰囲気は、

海外にいるのだなぁ…と実感させてくれます。

もちろん、朝食の内容も、それなりに充実しています。


ということで…


セウラフオネ・ヘルシンキ総括:

【プラスポイント】

利便性(中央駅からのアクセス)、クラシカルな雰囲気、

ゴージャスな朝食会場

【マイナスポイント】

水周りなど一部設備の古さ(人によってはプラス)