母国語の日本語だからといって、文法を無視して感覚で書き続けても、後から読み直したときに、修飾語の位置を変えた方が、読みやすくなったりすることに気付くことがある。

作家の京極夏彦さんの文章は、難解な用語がバンバン出てくるし、レンガ本であるにも関わらず、するする読めるということは、文章が上手いからだと思う。言語を使って相手に何かを伝える際のルールをきちんと理解し、効果的に駆使しているのだろう。

母国語だからといってテキトーに考えていた文法や文章について、改めて学ぶ必要があるのではないだろうか。今後、年をとっていくにつれて、思ったことや気づいたことをより効果的に文章に残せるというのは、自分にとって価値のあるスキルだと思う。

言語は人にとって切り離せない面白い特技だから、それは強化するべきだ。数学とともに、言語について知ろうというテンションになっている。あと何時間持続するんだろう。