磐城壽 醸造元 鈴木酒造店 長井蔵より
新「甦る」
3月11日発売開始

原料米 :さわのはな55%精米
生産者 :福幸ファーム
酵 母 :小川酵母
日本酒度:+2
酸 度 :1.6
アルコール分:15.5度
長井市・福島県内限定販売

1.8L 2,730円、720ml 1,470円

あれから2年。
私たちは何を失った。何を得た。
きっと失っただけではないはず・・・

あれから2年。
私は何が出来たのか。

自問自答がつづき、答えは出ません。
これからも考えつづけることでしょう。

この会津は津波の被害はありませんでした。
でも苦しんでいる人、悩んでいる人はたくさんいます。

そんな思いを抱えながら、前を向こう。進もうという人も沢山います。
その思いの象徴になる酒だと思います。

磐城壽 鈴木大介さん。
大好きな蔵元であり、尊敬する先輩であります。
これからも、寡黙で力強く進むその歩みを支える一人でありたいと思います。

$会津周遊記ザクザクNI by Ame-新「甦る」




清酒「甦る」とは
  鈴木酒蔵店が、蔵を引き継ぐ前「東洋酒蔵㈱」時代に、
 「レインボープラン認証※1」を受けた「さわのはな」米を使用し平成23年まで販売していたお酒です。

今回新たに販売することとなったきっかけ
 福島県内から長井市に非難した方々が「NPO法人レインボープラン市民農場」の支援を受け
 「福幸ファーム」を運営し「レインボープラン」を活用した安心安全な農作物を作っております。
 避難者である「福幸ファーム」の方々が「郷の粋」である農業にて積極的に地域コミュニティーに加わり交流する姿を見て
 何か蔵元で出来ないかと考えていた折に、「福幸ファーム」様より「さわのはな」米での醸造以来を受け、販売にいたりました。

新「甦る」にかける思い
 このお酒はいわば避難者が手がけたお酒です。
 別々の故郷を持ちつつも長井の土で、生きる思いを胸に決め、
 これに応える様に長井で長年親しまれ何時しか幻の米と呼ばれるようになった貴重な「さわのはな」の種子を
 農家さんから特別に譲っていただきました。
 また事有るごとに農業指導してくださった御厚意の詰まったお酒です。
 避難者の方が、人とのふれあいを通し気持ちの交流の場を得て益々活動の場が広くなっていってくれれば、
 そして陽の循環の輪を具現した酒にこの新「甦る」がなれればと思うお酒です。

ラベルについて
「一滴の水一粒の米が酒になるように 思いやりと心意気の輪は限りなく」をテーマとしています。
 裏ラベルには「福幸ファーム」村田さんからのメッセージもあります
 ぜひ手にとってごらんください。

販売後の新「甦る」について
 今回の原発事故による非難の一番の被害者は子供たちです。
 「甦る」の売上の一部を非難児童・生徒の支援に使いたいと考えております。
 また自治体を介し、活動や心の支援に充てて頂ければと考えております。



※1レインボープラン認証とは
 レインボープラン推進協議会(山形県長井市)が循環型社会(農業)を目指し、
 一般家生ごみを回収し堆肥に換え、農作物やその加工品を作ったものを認証する制度
詳細はホームページで http://samidare.jp/rainbow/