今朝も寒かった・・・汗


とはいえ、朝7時の気温が2度・・・

雪が降った火曜日の朝に比べれば、まだまだ暖かいほうか・・・DASH!



今週の月曜日夜半から・・・東京は先週に引き続き今年2度目の雪に見舞われた。雪

北国からみたら、笑っちゃう程度の降雪量なのだろうが、雪にめっぽう慣れていない東京にとっては、慌ててしまった・・・爆弾


雪実際に電車は遅延するし、

雪羽田や成田空港は離着陸に規制がかかるし、

雪道路はスリップ事故が多発するし(スタッドレスタイヤなんて装着してないし、多くのドライバーはタイヤ交換やチェーン装備なんて自力で出来ないしね・・・)

雪道を歩くだけでも慣れていないから至難の技・・・


自宅に籠っている分には、窓辺から白い雪が降りしきる光景を、白居易や清少納言の「香炉峰の雪」よろしく、感慨深く眺めてればいいが、火曜日は朝からバイトの予定・・・無事に通勤出来るかどうか、気に掛かって仕方が無い・・・(もっと大雪ならば電車が止まって、致し方無く仕事が休めるのだが・・・そこまでの雪じゃないし・・・中途半端で根性の無い雪が一番困る・・・)


火曜日未明・・・布団に入る前に、路面の状況確認を・・・と、ちょっと外に出てみた。流れ星



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆我が家の門から外を眺めた状況・・・


こ・・・これはマズい・・・ダウン


朝までには雪は止む予報だが、例え止んだとしても路面が凍結することは火を見るよりも明らか・・・目


いや、かえって降り続けてくれた方が、凍結しないから通勤は楽なはず・・・(でもそうすると電車は止まるな・・・しめしめ・・・)



・・・なんてこと、考えても無駄なので、とりあえず寝てみた。ぐぅぐぅ




朝7時・・・新聞をとりに門まで行くと、家の前の道路は凍結していなかった。

日当たりがいいからなのか?晴れ

道路脇には多少雪が残っていたものの、これなら通勤も何の問題も無い。


っち・・・仕方ない・・・・会社に行く用意をするか・・・。むかっ


ニュースでは、都内のあちこちでスリップ事故や、路面凍結に注意!と言っていたが、我が家周辺は大丈夫そうだ。


ということで、いつもと同じ朝8時50分頃・・・自宅を出て駅へと向かった。足あと



ところで・・・何度も記事にしていることだが、我が家のお向かいは有名進学校だったりする。学校

中高一貫教育の男子校・・・高校3年生にとっては、人生を左右する大学受験まで残すところ後僅か・・・。


毎年、東大に現役合格者を数10人輩出する学校・・・


朝から雪による路面凍結ごときで、

「滑った」だの、

雪が「落ちて来た」だの、

そのような縁起の悪い単語が生徒の会話にのぼることは極力避けたいところ・・・


そう・・・学校側が、夜も明けない早朝から総出で学校周辺の雪かきをしていたらしい・・・。


先に掲げた雪模様の写真・・・左側は我が家だが、右側はその男子校・・・

つまり、本来なら当然のことながら派手に路面凍結していたであろう道路は、学校側の尽力によって、私が確認した朝7時の段階では雪は撤去、凍結した路面の氷は溶かされていたのだった。




◆あいぞうの享楽的日常◆
◆さすが、名門進学校は一味違う・・・アップ



なんて、感心したのも束の間・・・

ということは、学校の周囲以外の路面は、ニュースで注意喚起を促していたとおり凍結しているということか???


自宅前が無事だったからと言って、全ての道が安全だと侮っていた私の完敗だった・・・

危惧していれば、もっと早く家を出たのに・・・

しかし、今更自らの浅はかさを嘆いても致し方無し・・・ダウン


坂の頂上に位置する我が家から最寄りの駅までは、当然ながら下り坂・・・



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆スキーをしない我が家には、スキー板一式は当然無い・・・


夜中に降り続けた雪が見事に凍結し、既にゲレンデと化した道を滑って行く勇気は私には無く、もの凄く遠回りをして駅までアヒル歩きをした。(流行りのアヒル口は可愛いが、アヒル歩きは変だ・・・)


そのお陰で、通常10分程度の道のりなのに本日は25分!むかっ


まぁ、無理して、そして過信して怪我をしてもつまらない・・・



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆最寄駅のホームから地上の駅前を望む。

 駅前はさすがに雪は少ない・・・。



バイト先の日本橋界隈も、久々の雪景色だった。雪の結晶

路面は完全に凍結し、危なっかしい足元をヒョコヒョコ歩く・・・
足あと


◆あいぞうの享楽的日常◆
◆この日の日本橋界隈は、アヒルだらけ・・・アヒル天国だった・・・。ヒヨコ




ところで・・・

大寒も過ぎ、これからますます冬の様相を呈してくるであろう季節。


雪に憧れ、ちょっとでも積もると子供がハシャぐのは、雪の辛さを知らない東京ならではなのだろうか。(私だって、通勤とかが無ければ、雪は結構好きだし雪国に憧れもある)



小さい頃から、テレビなどで北国の雪景色を見ると、羨ましくて仕方無かった・・・


雪札幌の雪まつり

雪秋田のかまくら

雪飛騨高山の雪景色・・・



画面で見ているだけだし、

旅行で何日間か「お客様」として滞在するには、

雪が降り積もれば積もる程、風情も増して得した気分になるのかも知れない。


でも、ニュースとかで苦労して雪おろししている映像を見たり、

雪崩に遭った遭難者の話を聞いたりすると、

やっぱり、雪と共に暮らすのにも相当な覚悟が必要なんだな・・・

と、感慨深くなってしまう・・・

私の場合、ついつい無いモノねだりしているのだろう・・・。あせる


余談だが・・・以前勤務していた会社には、秋田出身の先輩女性が2人もいた。(30名程度の会社だったから、秋田率はかなり高いと言えよう。)


私としては、秋田=かまくら+きりたんぽ・・・という図式が成り立っていたのだが、彼女達は、小さい頃からかまくらに入ったことが無いし、自宅できりたんぽ鍋を食べた経験も無いと言う・・・どこの自宅の庭にも冬になるとかまくらがあると信じていた私にとって、(しかもその中にはきりたんぽが火の周囲にくべられている)秋田県民から聞いた現実は、あまりにアンビリ~バボ~な事実であった・・・。汗




東京生まれ東京育ちの私にとって、雪の思い出とは、それほど多くは無いが・・・


クローバー一番古い思い出は、私が3歳ぐらいの時・・・つまり昭和43年頃だと思うのだが、東京にしては珍しく大雪が降り、40センチぐらい積もったことがあった。

当時、自宅から徒歩3分だった明治神宮に両親と共に出向き、そこで雪だるまを作ったのだ。

おそらく、雪だるま製作の大半は両親の尽力だと思うのだが、その雪だるまと私のツーショットがいまだに実家のアルバムに残されている・・・ラブラブ


地球温暖化の深刻な影響で、今では東京があれほどの大雪に見舞われることは決して無いだろうな。


クローバー次の大雪の記憶は、私が大学生の頃・・・

3月21日頃だったと思うのだが、NHKホールでウィーン国立歌劇場の日本公演のコンサートがあった日・・・

東京は歴史的な大雪で都内のJRや地下鉄各線の殆どが不通になった・・・ドクロ


その日の演目は、今は亡きシノーポリ指揮のマノン・レスコー・・・しかも歌手はフレーニ&ドヴォルスキー・・・大雪ごときでこのコンサートを反故にすることなど絶対に出来ぬほどのオールスターキャスト!キラキラ死んでも行くぞ~!!!

新宿の自宅から命からがら(笑)渋谷のNHKホールに辿りついたものの、客席は電車が全て止まっているため、半数以上が空席・・・異様な雰囲気の中、史上稀に見るほどの素晴らしい舞台だったことを覚えている・・・

そして、余談だが・・・その客席には、黒の長靴に雨合羽を着た坂東玉三郎もいた・・・麗しの女形も、大雪ともなると普段あり得ない服装で対応するしか無かったらしい・・・(写真撮っとけば良かった・・・DASH!



クローバー凄まじい大雪の記憶もあった・・・

卒業旅行で行ったウィーン・・・2月後半のウィーンは1メートル先も見えない程の吹雪だったが、次から次へと予定が詰まっているツアー・・・そんな吹雪の中でも観光は当然のことながら決行された。行き先は、有名人達が眠る墓地見学・・・ブラームスだ、ベートーヴェンだ・・・と、墓地見学も楽しいのだろうが、それは晴れていれば・・・という条件が必要・・・自分の腰の高さよりも高く降り積もった雪をかき分けつつ、見学したものの、残った記憶は墓石では無く、雪景色ばかりだった。市の中心部とはいえホント、冗談じゃなくて遭難するかと思った・・・パンチ!


◆あいぞうの享楽的日常◆
◆親戚のお墓参りでも、こんな大雪の日は行かないよな・・・




結婚してからも大雪はあったなぁ・・・


クローバー今から10数年前の1月7日だったかな???

当時私はO田区O森駅からバスで5分程の場所に住んでいた。

会社を出た夜7時頃には既に結構な降り・・・

それでも京浜東北線は止まることなく、無事に最寄駅に戻れた・・・電車

しかし・・・駅前からバスに乗ったはいいが、1メートル先の視界も利かない吹き降り・・・通常5分で帰りつくところ、その日はなんと1時間以上も掛かってしまった。叫び
その当時、酷い喘息の持病を持っていた私・・・雪が降ると気圧が下がり、そのため喘息患者の症状は急激に悪化するのだが、バスの中でとうとう発作を起こしてしまった。ドクロ

喘息発作には「サルタノール」という吸引薬が効果的なのだが、副作用が大きいため、1日の使用量は4~5回までに限られている・・・

制限に関しては十分に識っていた私だったが、辛い症状がなかなか収まらず、ついつい車中の1時間の間に30回以上吸引・・・一旦帰宅した後に更に酷い発作を起こし、結局敢え無く救急車を呼んだ・・・のだが、大雪のせいで救急車が売り切れ(つまりは出払っていたということ)・・・なんとかつかまえたタクシーで救急病院に行き、点滴して一旦帰宅するも、朝方に再度心臓発作を起こし、今度は救急車で同じ病院に搬送され・・・そのまま3週間入院するに至った・・・。ダウン


余談だが・・・即入院!と判決を下した医師が「喘息を侮っちゃいけませんよ!先日死んだテレサ・テンだって喘息で死んだんだから・・・!」と言った・・・心臓発作を起こして朦朧としていた私だったが「えっ?テレサ・テンって、スパイに暗殺されたって聞いたんですけど、違うんですか?」と、ワイドショーで仕入れたネタを披露したが、「いいえ、彼女は喘息で死んだんですよ!」とけんもほろろに切り返された・・・息も絶え絶えの状況下にあっても決死の覚悟で笑いを取ろうと画策したのに・・・ジョークが通じないつまらん医師であった・・・。ダウン


結局、入院している3週間の間に、この年の東京は更に2回も大雪に見舞われた。(確か15日の成人の日も大雪だった・・・)退院して久々にシャバに出た時も、道路脇は雪が積まれていたな・・・



クローバー最後に、北国の話・・・

8年ぐらいまえの1月に、友人3人と函館に出掛けた。

メインは美味しいお寿司を食べることだったが、日中はどこにでもいる観光客として、お寺や教会を巡っていた。


赤レンガ倉庫群から公会堂やハリストス正教会の方面に行こうと八幡坂を上ろうとした・・・が・・・雪で滑って登ることが出来なかった・・・ちゃんと滑りずらいブーツを履いていたのに・・・まるで蜃気楼のオアシスに近づけずにもがく隊商のように・・・遠くに見える教会に近づくことが出来ない・・・(教会に近づけないというと・・・悪魔か吸血鬼か・・・と疑われても仕方が無いが、そのような事実はとりあえず無い・・・)

しかし、湯の川温泉で入った雪が降りしきる中の露天風呂は、頭が冷えているからのぼせないし、何とも言えない風情があって最高だったなぁ・・・温泉



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆温泉の中でも、露天風呂は最高・・・何時間でも浸かっていたい感じ・・・




そういえば良く考えてみると、あれ以来まとまった雪にはお目に掛かっていないような気がする・・・



ところで主人は、毎月コンスタントに札幌(厳密に言うと新千歳空港と苫小牧の往復)に出掛けているし、秋田県の能代あたりにも私の大好物であるいぶりがっこを買いに・・・出張のため出掛けることもあり、吹雪や大雪には何度も遭遇しているようだ。


そういえば、新婚の時代に札幌に泊まりがけで出張に出掛け、両手一杯にお土産を持って帰宅したことがあったっけな・・・プレゼント


そのお土産の大半は、名物のお菓子やアイス、お惣菜とかだったのだが、その中に、始まったばっかりの雪まつりの公式ビデオテープが含まれていた(雪まつり開始日には毎年発売されるそうだ。リハーサル時の映像を収録しているらしい)・・・出張先の企業は大通り沿いにあって、目の前で雪まつりが開催されていたそうで・・・自分はゆっくり見物し、私のためにビデオを購入してきたのだそうだ。お気遣いはありがたいが、あれって、ライブで見てこそ、その勇壮感が伝わるというもの・・・DASH!


雪まとまった雪が見たい・・・

雪北海道の珍味やお菓子を存分に味わいたい・・・(先週、大北海道展に行ったばかりだが・・・)


やはりこれは・・・主人の札幌出張に便乗して一緒に行くしかないな・・・

(彼は空港から苫小牧方面だが、私は札幌中心地・・・空港でお別れだな・・・)


初めての土地に一人で行くことになっても、今の私には「北の大地案内人」のNっぱ嬢が付いているアップアップ迷うことも、お店で悩むことも絶対に無い・・・。心強いことだ・・・メラメラありがとう、Nっぱ嬢・・・私は算数は苦手だが、地図は読めるから、イイお店を教えて下され~!



早速、雪まつりの日程を調べることとしよう・・・


あとは、雪まつり開催中に主人が北海道への出張をつくってくれることを祈るだけだ・・・。




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