本日のお題は、昭和末期に一世を風靡した流行語である。
確か「タンスに○ン」という防虫剤だったな・・・
このネタで本日の記事を書こうと考え、早速ヤフってみたところ・・・(いつも言うが私はググらない・・・)
「亭主」と言う名称自体が、性差別となるため、現在では放送禁止用語になってしまっているのだとか・・・(ちょっと意外・・・)
つまりは、この流行語大賞を受賞したコピー自体、現在では耳にすることが出来なくなった死語扱いなのだそうだ・・・うぅ~ん・・・なんとまぁ、残念なこと・・・。
この言葉を初めて聞いた頃は、私は結婚前・・・どころかまだ大学生・・・。
当時21歳の私には、そのコピーが世にウケる理由が良く判らなかった・・・。
そして、その後に結婚・・・。
勿論、大恋愛の末の結婚だったし、あれから20年以上経っているとはいえ、主人とは大変仲が良い。とはいえ、始終べたついているワケでは無いし、ラブラブと言う雰囲気でも無い。
まぁ、子供がいないせいもあるのかも知れないが、今では恋人や夫婦・・・というよりも「仲の良い同居人」とでも言った風情だろうか・・・。どこに出掛けるのも一緒のことが多いし、お互い別々に外出している時でも、結構メールで連絡しあったりもするし・・・これが普通だと思っていたのだが、人に言わせると結婚20年にしては珍しいね・・・と言われたりもする。
とはいえ、ここで本題に戻るが、適度に仲良しの夫婦であっても、主人が泊まりがけの出張に出掛けてくれることは、大変喜ばしいことである!
おそらく世の多くの主婦の方にはご賛同頂けることだと思う・・・
主人が出張だと何が違うのか・・・
夕食なんて、冷蔵庫のありあわせでいいし、食べなくたっていい・・・。
お風呂だって、自分が入りたい時に入ればいいし
テレビだって好きなNHKをずっと流していても問題無いし
PCに向かってブログ書いたり、ライフしたりして真剣に集中している時に、話しかけられたりしてウザい男だ・・・って舌打ちすることも無いし・・・
とにかく全てにおいて、自分のペースでコトを進めることが出来るのだ!
今から10年以上前には、主人は月に3~4回ほど海外出張に出掛けてくれていた。
ある2年間だけ経済産業省の外郭団体(今流行りの独立行政法人ね)に出向していた際、政府関連のODAの仕事を担当していたので、マニラに1泊とか、ジャカルタに2泊とか、何故かバリ島に行くことが多くて「ホントに仕事なのか?」と詰め寄ったこともあったが・・・帰国した翌日に違う国に行ったりとか・・・ある意味ハードすぎて可哀そうだったけど、居ないと楽だし、化粧品とかのお土産を依頼三昧だったし、私にとっては「わが世の春」の時代もあった・・・。
確かアテネオリンピックの前後だったけど、函館に行ったっきり2カ月近く戻らなかったこともあったねぇ・・・夏休みを利用して私も1週間ほど函館観光に出掛け、あちらで合流したっけね・・・。
今から数年前の「愛・地球博」の際には、3週間近く長久手から戻らなかったこともあったな・・・
こんな風に、以前は適度に海外や国内出張に出掛けてくれていたので、その間は結構息抜きをさせてもらっていた
・・・こう書くと、通常かなり気を張って主婦業に勤しんで、家事もきちんとこなして完璧な主婦をやっているかのように思われるかも知れないが・・・・勿論、そんなことは全く無い・・・結構普段から上手く手を抜いている・・・。
ところが・・・
幸か不幸か・・・最近じゃ海外どころか国内の泊まりがけ出張が激減・・・
その理由を聞いてみると、なるべく若手に行かせて、自分は東京でコントロールする立場になっているらしい・・・
っち・・・つまらん・・・・・
だから、良く「新千歳空港」や、名古屋とかにアシスタントが出没していると記事にしているが、あれはほとんど日帰り・・・ちょっとした会議や打ち合わせのために行くだけらしい・・・地方の名産品を持ち帰ってくれるのは何よりではあるが、どうせならのんびり泊まってこいよ・・・せっかくなんだし・・・。
ここ何年か、あの「亭主元気で留守がイイ!」を実感できずにフラストレーションが溜まりかけていた私だったが、ここにきて朗報が届いた!
それは2日前のこと・・・
連休明けの10日火曜日に、相生で午後から会議が入ったらしい。
相生とは、兵庫県相生市・・・新幹線も停まる駅ではあるが、かなりマイナーな場所だ・・・
主人の所属する事業部の別部署が、相生工場内にあるため、結構マメに打ち合わせに出掛けている。
新幹線のぞみで東京から3時間半・・・通常なら日帰りで帰ってくる場所だ。
(しかし、往復で7時間も新幹線の中で過ごすのって、かなり疲労困憊だよな・・・移動時間って勿体無いし・・・)
で、この相生は、主人の実家がある広島県福山市から新幹線で1時間程度の距離・・・つまり、どうせ連休明けに相生に行くのなら、この3連休を福山の実家で過ごし、火曜日の午前中に実家を出て相生での打ち合わせに向かい、夜東京に向けて帰る・・・という一石二鳥のワザを考えたワケだ。
この場合の「一石」とは、新幹線の一往復のこと、そして「二鳥」とは、実家で福山での親孝行三昧&相生での仕事を指す。
完璧な計画だな・・・。
早速、昨日金曜日、バイトの昼休みに福山の主人の実家に電話を入れた。
「明日からの3連休、主人がお世話になるのでよろしく~!」
本来、年末年始に帰省するつもりでその旨を電話した際には
「最近風邪が長引いていて、帰省されると疲れるから帰ってこないで・・・」
と言われた・・・。
確かに、私達が帰省すると、「これでもか~!」というぐらいに毎日ご馳走を作ってくれていた・・・。家中ピカピカに掃除は出来ているし、元日の早朝から洗濯するし、庭掃除も完璧・・・その上、もうすぐ80歳になるのだから疲れも溜まるだろう・・・。
しかし、今回は松の内も明けて(あ、今日はまだ松の内か・・・)いるし、しかも主人一人だけ・・・それなら少しは気も緩められるのではないだろうか・・・?
とはいえ、電話した当初はやはりイイ顔(いや、声か?)をしてはいなかったが、まぁ出張のついでということを聞いて観念してくれたようで、とりあえずは帰省をOKしてくれるに至った。
まぁ、長男に会いたく無いワケは無いのだろうし、照れや遠慮もあるのかも知れない・・・行けば行ったで絶対に喜ぶんだから、まぁ良しとしよう・・・。
(しかし、つい先程、福山の実家に到着した主人から電話があったが、本日の夕食も凄い品数で結構力を入れていたようだと言っていた・・・また疲れさせちゃったのかも知れん・・・働きモノの義父母は、手を抜くことを知らないし、精一杯息子をもてなしたいのだと思う・・・うぅ~ん・・・目頭が熱くなるな・・・)
で、「出来る嫁」は、帰省のアポ取りだけではなくて、お土産モノにも気を遣う~!(「出来る嫁」なんてイイもんじゃなくって、単に我が世の春を満喫するためには何でもする・・・の意。)
「とらや」の詰め合わせでしょ~!
今回は、最中と残月(上品系どらやきみたいなの)にしてみた。
羊羹が苦手な私は、とらやの暖簾をくぐることは滅多に無いのだが・・・
どうも、田舎の年寄りには「とらや」は定番らしい・・・
まぁ、あのずっしりと重みのある羊羹などは、他に類を見ない逸品なのだとか・・・
「麻布かりんと」の中からきんぴらごぼう味、抹茶味、生姜ミルク味をチョイス!
こちらのお店は、種類ごとに甘さと硬さのグレードが判るようになっているので、老人向けにあまり硬く無い品を選んでみた~!(画像は、ホームページからお借りしたので、違う商品の写真だ)
美味しいお菓子も持たせたし、
それじゃぁ、元気で行ってらっしゃ~い!!!
本日より火曜日夜まで久々にじょん君と2人の母子家庭・・・。
まず今夜は早速、遅い時間まで皆様のブログ拝見三昧、そしてライフでピザ作り三昧だ~!
そして、明日は目が覚めるまでゆっくり爆眠三昧・・・
(イヤ、空腹のじょん君にアイアンクローをお見舞いされて起こされるかも知れない・・・)
とにかく「~三昧」の日々を送ることが出来るのである!
やはり
「亭主元気で留守がイイ~!」
これって、主婦の心を鷲掴み・・・永久不滅のコピーだな・・・。
実家に帰省した主人は親孝行をしているつもりだろうが、実は妻孝行も兼ねているのだ・・・
ここもまさに「一石二鳥」・・・イヤ、そんなもんじゃない・・・
実は、既に二鳥では無くて三鳥となっているらしい・・・
もみじ饅頭の新作が、早くもこのお正月に登場したらしく、味見を兼ねて何種類か購入済みとのこと・・・
彼が帰宅次第、アシスタントからの新作レポをお届け出来るかも知れない・・・。
おそるべし、めりたろう・・・
ただの日帰り出張を、実家帰省(親孝行)、妻孝行、そしてアシスタント業まで兼業する男・・・
彼の無事な帰宅を楽しみにするとしよう・・・。