１年振りのクラス会で美味しいフレンチをガッツリ堪能してきたあいぞう・・・。
その後、２次会と称して同じビルのティールームに場所を移して、２時間どっぷりガールズトークに興じ、皆と来年の再会を約束し別れたのが夕方５時過ぎ・・・。（まぁ、多くの友とは来月あたりまた会うことになるだろうが・・・）
ところは、青山・表参道・・・・・。
都内でも有数のシャレた街・・・セレブが集う場所・・・そしてファッションの発信地。
私の生息地である池袋界隈からは電車でほんの１５分程度の位置・・・とはいえ、こんなお洒落すぎて、お尻がムズ痒くなるような、限りなく私の雰囲気にそぐわない街には、クラス会開催時ぐらいしか足を踏み入れることは無い。
表参道とは、ＪＲ原宿駅界隈から国道２４６にぶち当たるまでの並木道のことを指す。正式には「明治神宮・表参道」であり、つまりは明治神宮に繋がる道・・・というワケだ。
実はこの私、生まれてから４歳まで、原宿駅の目の前あたりに住んでいた。あまりに小さいから、殆ど記憶など残ってはいないのだが、
散歩コースだった国道２４６にはチンチン電車が走っていたとか、
ある大雪が降った年、明治神宮の中で親戚と大きな雪だるまを作った
とか
（これは実家に写真が残っている！）
表参道の神宮前交差点にある千疋屋でプリンアラモードを食べるのがお気に入りだったとか
（やはり食べ物で来たか･･･）
・・・そんなどうでもイイ記憶が残っているだけだ。
母いわく、昔は山手線の走る音だけが聞こえる、ただの田舎風景広がる場所。但し、東京オリンピックの辺りから、にわかに人通りが多くなり騒がしくなったとのこと。
確かに代々木体育館やオリンピックプールなど全て徒歩圏内・・・。昭和３９年１０月１０日の東京オリンピック開幕時に、自衛隊機が大空に飛行機雲をたなびかせて五輪のマークを描いた写真が、実家に残っているが、その写真は私をお腹の中に携えた母が自宅近所で撮影したものなんだそうだ。（私がこの世に生を受ける半年前だ）
その街も、今では平日土日拘わらず、常時もの凄い人出に見舞われる一大ファッションタウン・・・。
世界中のハイブランドの店舗が軒を並べ、本物の芸能人が闊歩し、ついぞ池袋界隈ではお目に掛かることが出来ないようなハイセンスな男女が行き交う街となってしまった・・・・
だってねぇ！池袋と容姿やセンスが違うだけじゃなくって、スタイルの良さとかウェストや脚の細さまで比べ物にならないワケだ！（池袋界隈を歩く若者たち、ゴメンね･･･
）
要は、それだけ本物のモデルとか、芸能人のタマゴとか、そういうのに憧れている子たちとかがウジャウジャ集まっているということ・・・・・。別に池袋が垢ぬけないワケじゃない。表参道界隈が日本の中でも凄すぎるのだ。
私なんて、あと体重２０キロ落としてからじゃないと、足を踏み入れちゃいけないんじゃないかって強迫観念持たされちゃうほどだ・・・・。
ということで、今回も前置きが異常に長かったが、つまりは皆と別れた後、悪友のＹ子様と２人連れで、「せっかくだから表参道界隈を覗いてから帰ろうか・・・」ということで、その渡ってはいけない・・・かも知れない深くて暗い河を「２人なら怖くない
」の心理で渡ってきたワケだ。
確か、昨年もクラス会の後、２人で表参道の店舗巡りをしたような・・・・・この１年間で全く成長していない２人・・・ということだろうか・・・。
◆国道２４６を渡れば、その先に広がるのは表参道だ！いざ、出陣！
◆全長１キロぐらいか・・・その道の両脇は背の高い街路樹が立ち並ぶ。
右も左も、超高級ブランド店ばかり・・・。どのお店もイケメンのドアマンが出迎えてくれる。
（ハリー・ウィンストンのドアマン、格好良かった！
）
◆クリスマスの時季になると、街路樹にイルミネーションが取り付けられる！
結構幻想的でキレイ～若い恋人同士なんかで歩くとロマンチックかもね・・・。
（アラフィフの女子同士でも、それなりに楽しめるが・・・）
この１キロの中で、私が物心ついた時からあった場所は、ピアノとか楽譜が売っている「カワイ楽器」と、角の富士銀行（現みずほ銀行）、ユニオンチャーチ（教会ね）、古美術商のオリエンタル・マーケット、それと最初に記載したフルーツパーラーの千疋屋・・・ぐらいか・・・。時代を感じるね・・・。
なんか、歩いているだけで素敵な街並みで、ちょっと嬉しい～！
確か昨年も同じことを思ったような・・・・デジャヴか？？？いや、成長していないだけだろう・・・。
Ｙ子様のご自宅は新宿区・・・私よりも更に表参道界隈には近く、来ようと思えば電車で１０分程度だと思うのだが、彼女もまたこの辺りに来るのは私と同様、クラス会の時だけらしい。（でも、私ほど、おのぼりさんっぽくは無い）
立ち並ぶブランド店舗のウィンドゥには、素敵な服やバックが飾られている。１人ではなかなか入りにくいが、２人なら怖くない～！Ｙ子様と私の突撃が始まる！
今年はどのお店も「アニマル柄」が流行のようで・・・・・「アニマル・Ｙ子」の異名をとるＹ子様・・・お店の中に豹柄を見かけるやいなや、すぐさま突進！表参道でこうなんだから、アニマル全盛の地・関西に行った日にゃぁ、どれほどのことになるのやら・・・・教訓：決して西方面には一緒に行ってはいけない・・・・。
何度となく、豹柄に吸い寄せられたＹ子・・・・結局ワンピース（これは無地だが）と豹柄バックをお買い上げ～！
似たようなバック、幾つも持っていたよな・・・っていうのは禁句・・・多分幻覚だ。
そして、ここ数年ですっかり表参道の「顔」となってしまった表参道ヒルズ。
そういえば、今はハロウィン・・
・ピグの世界ではどっぷり季節感に浸ってる毎日だが、リアルでハロウィンの仮装をしている人たちに出会った。
◆表参道ヒルズの正面入り口前で、ハロウィン仕様の車の宣伝をしているナレコンのお姉さん達。
皆、可愛かった～！若くて細くて可愛いから、変な帽子被っても違和感ナシ！さすがに写真馴れしてるねぇ！
実はこのブース・・・親子連れに声を掛けては、「仮装して車の前で写真を撮りませんか？」という催しだったらしい。（その趣旨、良くわかんないし･･･）
一瞬、Ｙ子様と共に仮装して撮影会に臨もうか！と心が揺らいだのだが、人として、成人女子としての最低限の理性及び分別がまだ残っていたため、無難に回避・・・しかし、ブログを盛り上げるためには、もしかして必要な愚行だったのか・・・今更悩むあいぞう・・・。
◆吹き抜けで解放感のある表参道ヒルズ内部。
通路は全てなだらかな傾斜がついていて、ぐるりと歩くだけで気がつくとワンフロア下に到着している。（急ぐ時は、エスカレータを使うけどね）
気になるお店をひとしきり見物し、本日の「おのぼりさん観光」は終了！
Ｙ子様と共に、原宿駅から電車に乗り込んだのが７時前頃。２時間近く、楽しんだワケだ！
特に何も無ければ、次にこの地を歩くのは１年後・・・。来年のクラス会の帰りに、またもやＹ子様と連れだっての店舗巡りとなるだろう。
このブログがその時まで続いていれば、間違いなくデジャヴのような記事になり、 「昨年の記事はこちらをクリック！」なんてリンクも貼ったりして、下手すると写真まで使いまわしている可能性もある・・・。まぁ、飽くまでもそれまで続いていたら・・・の話だが。
道行くモデルばりの女性たちを堪能したばかりの私は、原宿から山手線に乗り１５分後には地元Ｏ塚駅に到着。
商店街を行き交う女性たちのウェストや脚を見て、「ああ、地元に帰って来たなぁ」と、何とも言えない安堵感が芽生えたのは何故だろうか・・・・・。残念ながらセンスも無く垢ぬけないアラフィフとしては、表参道の空気よりも地元の空気の方が気持ちよく深呼吸が出来るワケだ！
高級ブランド店よりも、商店街の焼肉屋の匂いにより魅力を感じる女・・・それがあいぞう・・・（号泣）
河原乞食と縁を切ることなど、もはや論外なのか・・・・・。
次回採血検査は１１月４日・・・それまでは少し距離を置きたいと真剣に別離を考える悩めるあいぞうであった・・・。
