7月15日(金)・・・・それは、私にとって記念すべき日というか、一つの集大成っちゅうか、とにかく1年以上前からこの日をカウントダウンして過ごしてきた・・・・と言っても過言の無い一日であった。
祝 ハリーポッターシリーズ「死の秘宝Part2」世界同時公開
「賢者の石」から既に10年・・・・ラドクリフがあんなに低身長でエラ張りでヘソ毛剛毛(涙)に成長するとは、夢にも思わなかったけど、
感情移入バンバンの原作と違い、回を追うごとに映像化の難しさを痛感させられる作品だったけど・・・
勿論、駆けつけましたとも!公開初日に!当然でしょ!!!
1週間前から、池袋シネマサンシャインの座席指定を予約し、仕事帰りに主人同伴でレイトショーへ!いざ!出陣!
原作では、真夜中に布団の上に正座して号泣&嗚咽しながらむさぼり読んだ「死の秘宝」・・・・
映画も”号泣必至!”であろう・・・・バスタオルと言わずとも、フェイスタオルは必要か?でも荷物になるから、一旦帰宅してから持参した方がいいか?どうする?私!
・・・・・・心配は無用だった・・・・・シリーズの中でも出来の良い方の脚本・演出だったとは思うが、全く泣けない!
どだい、あれだけのエピソードを2時間余りの映画に纏めようっていう事自体が無茶な話・・・
ニワトコの杖のエピソードをPart1でかなり端折って、どうやって最後につなげるんだろうって心配していたけど、案の定、短絡的に落ち着かせてきたし(ありゃ無いだろう!)、
ヴォルデモートとの最後の闘いの心理描写や心の葛藤も希薄・・・
そして何よりも、セブルスの無償の愛情を伝える部分も薄っぺらかった・・・・シリーズ全作品の中で、一番に意味がある山場のハズなのに~!セブルス推しを自負する私としては、かなり不満が残る結果に・・・(爆)!
テレビドラマでも映画でも、原作を超えることがどんだけ難しいのか、判っていたつもりだったけど、今回も痛感させられたなぁ・・・。
まぁ、大好きなアラン・リックマン(セブルス役)を堪能出来た作品ではあったけどね。最期にハリーを見つめて「リリーの瞳だ・・・・」のセリフは流石、名優だったね~(しみじみ・・・・)
待ちに待った最終章だったけど、フツフツと燻っている欲求不満の解消に、原作をイチから読み返している私であった・・・。