●阪神淡路大震災●
あの悪夢の様な大震災から、今日で15年目になりました。
時が経つのは、早いものです。
私、藍沢舞は 兵庫県神戸市に生まれ
5年前、東京に来るまでずっと 地元である神戸で育ちました。
当時、私が暮らしていたのは神戸市中央区。
マグニチュード7.3の直下型地震を、この体で感じ
身を守る事さえ出来ない位、突然の事すぎて
ただただ怖くて脅えていた気持ち
地震が起こる数秒前からの、
遠い遠い所から、こっちにむかって近づいてくる
地鳴りの様な轟音は 今でも耳に残っています。
何年経っても忘れません。
揺れている時間が 異様に長く感じた。
縦に 横に 激しい物音をたて
いろんなものが壊れていく音を聞きながら
「早く止まって!!!!!!!!!!!!!!!!」
脅えながら そう願うしか出来なかった あの時。
生きている事が 奇跡。
戦後の様な 一瞬にして変わり果てた地元の風景と
増えていく犠牲者の方の人数
生かされている ただそれだけでいい。
子供ながらも そう思ったな。
生きている事が 奇跡。
もう、どの建物がまっすぐに建っているのか
わからないぐらい
ぐにゃぐにゃに曲がった街
今にも倒れてきそうなビル
燃えている家 倒壊した家
悲鳴や泣き叫ぶ声
黒い煙と赤い空
私の通っていた学校は避難所となり
しばらく休校
他県の小中学生から送られてきた
救援物資には
服や 使いかけの名前が入った鉛筆
あたたかい 激励の手紙
いろんな記憶が 昨日の事の様に 蘇ります。
1.17
神戸を愛する人にとって
忘れてはいけない日。
皆が生まれ育った地元を愛する様に
私も地元 神戸が大好きで
神戸で生まれ育ったことを ホンマに誇りに思ってます。
どんなに辛くても みんなで協力しあった あの日々と
たくさんの方に支えられ、助けられ 見事に復興した 奇跡の街。
「がんばろうや」
そう言って 知らない人とでも励ましあい
泣きながら笑い 手と手を取りあい
頑張ってきた 私にとって 神戸は特別な街。
生かされてる私たちは 亡くなられた方の分も
一日一日を 大切に 生きていくことと
あの日の事を 後世に語り継ぐこと
いつまでも あの悲しみも もらった温かさも
忘れたらアカン。
今日は、亡くなられた6,433名の犠牲者の方と
友人のご冥福を心から祈り
東京から 神戸へ向かって 必ず黙祷をします。
いつものBlogではなく
今日は自分の日記として
書かせていただきました。
もしも今日
みなさんが 空を見上げる時間が 少しでもあれば
神戸へ向かって 亡くなられた方へ
ほんの少しだけでもいいので
黙祷を
お祈りをしていただけませんか。
15年前の今日
阪神淡路大震災の全ての犠牲者の方へ
鎮魂の祈りをこめて。
藍沢 舞