ふと、かなり昔に友人とした会話を思い出したので、ここに載せてみんとす。

(注:詳細は覚えてないのでかなり捏造……、もとい脚色しています)


「『ジョジョの奇妙な冒険』ってあるじゃん」

「なんでJOJO立ちしながら話してるんだよ……。で、それで?」

「それに出てくる奴で、ディオっているだろ? あのジョースター一族の宿敵の。URYYYYYYYYY!!」

「奇声上げるなバカ! 周りが見るだろ!?」

「で、あいつ『ザ・ワールド』使うじゃん。『そして時は動きだすっ! ズッギャーン!!』」

「そこ、ポーズいちいち取るな。擬音もわざわざ言わなくていい!」

「でさ、元々ディオは第一部のときは吸血鬼で、波紋は使えなかったじゃん。スタンドを使うようになったのは、一部終了時にジョナサン・ジョースターの体を奪ったからなんだよねー。『馴染む、馴染むぞぉーっ!!』」

「……で?」

「でさ、ジョナサンの孫の、空条承太郎は『スター・プラチナ』の使い手で、後にディオとの決戦の際に、『ザ・ワールド』の能力に目覚めるじゃん。『てめーは俺を怒らせた』ってな」

「何『やれやれ』ってポーズ取ってるんだよ……。まあいいけど。……で、何が言いたいんだ?」

「承太郎って……」

「……」

「……」

「なんでそこで溜めてるんだよ、早く話せよ!?」

「実は……、先祖帰りなんじゃないかな……?」

「……。嫌な先祖帰りだな」