26・8・16

 たまたま本屋を覗いたら、眼についたので買って、一気に読む。

 文学者はいいものだと思う。われわれはどうしても、いろいろなことを考えて、率直な感想を述べない。しかし、曽野さんの辛口には、そうだ、と思うことが多い。思うまゝにものが言えたら、それだけでも生きていた甲斐があると言えるものではないかな。