25・10・29
今日(二五・一〇・二八)読売新聞に民主党野田佳彦の署名入りで「時代の証言者」の欄15がありました。
それにこういう記事があったのです。
「中国には丁寧に説明するようにあらゆるレベルでやっていました。都が所有すると現状変更する可能性が高い。われわれはあくまで長期的に平穏かつ安定的な管理をするためだという説明をして、どちらの方が両国の大局的な関係を考えて悪影響を残すか、説明を受けている外交ルートの人たちはわかっていた筈です。」
このブログで、私が言っていたのは、民主党が都の鼻先を抑えるように国有化を言い出したのは、現状変更をさせないで、中国側を刺戟しないようにそっとしておこう、国としては港を作ったり、灯台を立てたり、石原知事のしそうなことをしないようにするのが目的であった、ということがこれではっきりしたと思える。
理窟があってもなくても、中国側を刺戟しないようにというヘッピリ腰が先方を増長させることになったのではないか、と思うことが多い。
いつの間には先方について了うようなことでは、対等な外交をやれないと思うが如何。