25・4・2

 民主党、日本維新の会及びみんなの会の三党が保険料と税金を一体的に徴収する歳入庁を設置することで、その内容を大筋合意したという報道を3月下旬見た。4月上旬にも参院に共同提出する意向であるという。

 保険料と戸税金の徴収業務を一体化し、歳出削減につなげることは私も賛成である。が歳入庁を内閣府に置くことは反対である。

 財政の運営は一体化が望ましい。主税局は主計局と同じ大蔵省(現在は財務省)内で相互に連繋させて作業を実施するのが望ましい以上、国税庁も財務省の一角を占めているのが妥当であろう、又、何でもかんでも内閣に行政実務を移管して、何のメリットがあるか。それでなくても内閣府の行政内容は五目寿司のようにゴタゴタとなっているではないか。

 歳入庁は是非財務省に外局として設置する形の方が三党案より遙かに良いと思う。