10月15日富士通は、米国の次世帯送電網(スマートグリッド)市場に参入する計画を明らかにした。山本社長はこれについて、膨大なデータ処理を必要とするエネルギーマネジメントシステム(EMS)を開発する、と表明しているが、電力制御に使うスマートメーター(通信機能を備えた電力計)と呼ぶ機器を内蔵する大規模集積回路(LSI)も販売する意向を明らかにした。
同社長は情報システム構築事業はクラウド化による単価の下落で、シェアーを増やしても成長できない。スマートグリッドや農業などの新規市場の開拓が不可欠だと強調している。
ともあれ、政府のそのような新規市場の開拓に向けて企業の努力を支援する体制を整えて貰いたい、と思う。
22・10・17