公正取引委員会は、コンビニエンスストア最大手のセブン・イレブン・ジャパンがフランチャイズチェーン(FC)加盟店への優位な立場を利用し、消費期限の近づいた弁当などの値引き販売を不当に制限したとされる問題で、五月二十八日、同社が独占禁止法違反(優越的地位の乱用)と認定して排除命令を出す方針を固めたようだ、という(五月二十九日、日経・朝)。

 私は、公取がここまで口を出すことはないと思う。本社と加盟店との関係は、優越的地位云々という以上に密接なものだし、弁当の値引きのやり方ぐらい一律にしたってどこが悪いのだろう。


(2009.6.6)