こんにちは。
本日は東京競馬場で優駿牝馬(オークス)が行われました。
東京の芝2400mと言うと、このレースの他に、

東京優駿(G1)
ジャパンC(G1)
青葉賞(G2)

がありますね。
ごまかしのきかないこのコース、過去の勝ち馬を見てもそうそうたるメンバーです(ダービーとかジャパンCを勝てる馬は名馬に違いないですが(笑))。

さてさて、今日の結果を見てみましょう。

1着  1枠   2番ソウルスターリング
2着  1枠   1番モズカッチャン
3着  8枠 16番アドマイヤミヤビ
4着  4枠   7番ディアドラ
5着  7枠 14番リスグラシュー

となりました。
一冠目、桜花賞の勝ち馬レーヌミノルは13着と精彩を欠きました。

ソウルスターリングはこれで6戦5勝、うちG1は2勝目。
C.ルメール騎手、藤沢和雄調教師は優駿牝馬を初制覇となりました。
ちなみに藤沢和雄調教師はこのレースで重賞100勝目。


ここからは勝ち馬から順に振り返っていきましょう。

1着ソウルスターリング
父がFrankelということもあって、距離が不安視されていましたが、見事その不安を払拭しました。
やはり怪物の娘も怪物でした。他馬とは馬力が違います。最後の直線もしっかり伸びていました。
古馬と対戦しても問題なく勝てそうですね。


2着モズカッチャン
中団から前目で勝負を仕掛けて、最後ソウルスターリングにかわされたが、粘りを見せて2着。
勢いに乗る和田竜二騎手の好騎乗が光りました。
距離は融通が利きそうですね。

3着アドマイヤミヤビ
前走実力を出せず大敗を喫したアドマイヤミヤビだったが、今回はこの馬の良さを十分に発揮できたレースでした。上りは最速の33.9と素晴らしい末脚で迫ったが、抜け出していた前二頭を捕まえることができず3着。

4着ディアドラ
中一週と過酷なローテの中、好走。アドマイヤミヤビと同じく33.9の最速の上りでタフさを見せつけた。
稍重の桜花賞でも一頭だけ34秒台の上りを記録しただけあって実力は本物。
将来が楽しみな馬である。


5着リスグラシュー
人気していただけに残念な結果に終わってしまったリスグラシュー。
スタートを失敗し、道中かかり気味でなんとか掲示板を確保した感じでした。
輸送でも上手くいかず、パドックでもテンションが上がってしまったようで、この馬の実力は全くと言っていいほど見せることができなかった。

13着レーヌミノル
やはり距離が長かったか、全く伸びず13着。
秋は短い距離で期待。


こんな感じでしょうか。

見事樫の女王になったソウルスターリング。
このまま二冠を狙いに行くのか、それとも古馬と対戦しにいくのか、海外にいくのか動向が気になるところです。

さて、来週は年に一度の競馬の祭典、日本ダービー。
大混戦の3歳牡馬戦。アルアインの二冠達成となるのか?それとも他馬が待ったをかけるのか?
同世代の頂点に立つのはどの馬か?
では来週楽しみにしましょう!